2012年11月30日金曜日

筋違いとは、ここからきているのかしら


 道理に合わないことを筋違いといいますが、これは道路が直角にではなく斜めに交わっていることで筋違いの道と呼ばれます。

 

 滋賀県でみかけましたが、こういう形の交差点は少なくなってきています。

 昨日、久しく行っていなかった銭湯に行ってみようと思い立ったのですが、東京では数少なくなっていて、車で新青梅街道を少し走ったところが一番近い。

 風呂から出て見ると、そこの前の通りは、道が筋違いになっていました。

 気づかないでいましたが、練馬の古くから開けている場所に残っていたのだと再発見しました。

2012年11月29日木曜日

なんという寒さなのでしょう


 「我が身にかえても」という気持ちをもつ人が少ないご時世と成り果てては、情愛があらわれることが段々になくなっていってしまうのでは・・・。

 自分の都合が、もっと極端にいえば自分勝手な感情が何にも増して優先し、またそれを個性として助長しているような風潮では、相手を思いやるなんてことから程遠いと思われてなりません。

 

 うわっつらの、言葉での"やさしさ"なんていうのを声高に言い募るばかりで、身をもって教え導く大人が少なくなってしまったのはなぜなんだろう。

 幼い子供の言動に、優しさをみることが多いのに、どこでそれが失せてしまうのだろう。

 

 お祖父ちゃんが、変なご飯の食べ方をしていた孫に食べ方のお作法を教えたら、「余計なことをしないで下さい。」と母親から文句を言われたんだと。

 

 そうです。ご飯のお茶碗は左で、お吸い物のお椀は右なのです。

それはどちらにあっても大した違いじゃないじゃないか、なんてことで見過ごしてはならないことなのです。

 そういう小さなことが、社会に出たときにお互いの関係を滑らかにするルールなのだと思います。

 

 きのうの夕暮れ時、補助輪のついた自転車にのった女の子を、母親が感情的に口汚く叱責しながら一緒に歩いておりました。

 

 何を怒っていたかというと、少し先の交差点を渡る都合上、道の右側を進めと母親が言うのに、女の子が交通法規を守って左側を行こうとするのが気に入らなかったらしいのです。効率だけを考えれば、母親の言う通りかも知れません。

 よっぽど注意してやろうかと思ったけれど、後で女の子に八つ当たりするに決まっていそうだったのでやめておきました。

 

 それにしても、「なんという」寒さの到来でしょう。

そろそろ初詣の計画をします


 そろそろ師走です。あっという間にお正月がきてしまいます。

 新年には、幸せを願って初詣をしますが、七福神巡りというのもよくされます。

 

 毘沙門天の妃といわれる吉祥天は、世界の富の三分の二を持っていると言われるんだから豪儀なもんですが、七福神にはなっていませんから、やっぱり八福神としたほうがいいかも・・・

 行った先に吉祥天が祀られていたら、よくお参りすると良いと思います。

 

 新月のときにはお願い事をすると叶うと申しますから、ぜひそうしましょう。
世界人類が平和でありますようにと願うわけでございます。

2012年11月28日水曜日

花頭窓とはまた風流な呼ばれ方です


 石山寺に、ここで紫式部が源氏物語の構想を練ったという小さな部屋があって、花頭窓から境内が望めるようになっている。

 

 この時代より新しくなると、窓の下部がだんだんに狭まったものになるのだとか。

 火炎の形でもあることから火灯窓ともいいますが、木造建築は火を嫌うこともあって、花頭窓といわれるようになったらしい。

 
 紫式部が筆に疲れると、この窓から境内の樹木を眺めていたであろう姿が髣髴されて、一気に時代を遡ったような気分になりました。

三大弁財天お参り完了


 琵琶湖を船で渡って竹生島に行き、かなりな急な階段を登って神社前につきました。

「神居つくしま」が竹生島の語源なのだと、現地ボランティアガイドさんが、神社前で説明してくれました。

 厳島神社・江の島・竹生島に祀られている弁財天が、三大弁財天と呼ばれているのだといいます。

 

 そうだとすれば、これで全部お参りしたことになると言ったところ、ここはパワースポットとして名高いところだから、良かったですねとボランティアガイドさんが我がことのように喜んでくれました。

2012年11月27日火曜日

寺でよく見るトイレの神様


烏彗沙摩明王

お寺のトイレを借りると、ウズサマミョウオウのお札が貼られていることがあります。

この明王さまは、不浄なものを浄化してきれいにするといわれる仏教の神様です。

おトイレの臭穢(しゅうえ)を払うことを司るのだそうです。

 

トイレに入るとき黙ったまま入ると、この神様がお怒りになるので、軽く咳払いをしたり、指を鳴らしてから入るようにします。

 

使用後、トイレの蓋を開けっ放しにしておくのは、運が逃げるといわれよくありません。

本日は、トイレのお作法のお話でした。

 
トイレは、汚した人がその場で綺麗にしておきましょうネ。

紅葉狩り2


 紅葉狩りに行くことは楽しい。

 ところで、モミジとカエデ、どう違う?

説明できる人は滅多にいません。

 

カエデは蛙手。蛙の手のような形の葉っぱのものをいう。

モミジは漢字にすると紅葉。秋に黄色や赤にコウヨウするものを指すから、草モミジというのもある。箒草の葉は真っ赤に紅葉します。

 

世田谷の下北沢にある森巌寺は、家内の実家の菩提寺。そこの境内にある大銀杏の葉が散り敷いていました。

2012年11月26日月曜日

紅葉狩り


おくやまに

 もみじたずねて しごじゅうり そらのあおにも かぜのおとにも

 

行ってきました紅葉狩り。秋は山を少しづつ下り、赤や黄色をそこここに配り始めていました。

 今年は秋が短くて一気に紅葉が進んでいるようです。

 
 志賀高原から草津まで走ると、ウルシやナナカマドの赤、白樺の黄色と次々目に入るので、しょっちゅう車を止めて見ることになり、帰宅するのがかなり遅くなりました。

2012年11月25日日曜日

ゼロ磁場と呼ばれるところ


 ゼロ磁場と呼ばれるところが幾つかあります。

春にそこへ行った時には、ツバナもスギナもありました。

 

 つ~ばなつばな いっぽんぬいてき~りきり・・・おひるのおかずにとっといて

子供の頃のハナイチモンメは、楽しい遊びでした。

 

 信濃の枕詞“みすずかる”のミスズは、チガヤのことだと思ってましたが、茅そのものより、そこから出てくる花穂といったほうが風情がある。

 だとすれば、それはツバナということになる。子供のころ、このツバナの出たばかりの綿飴のように柔らかいのをよく食べた。柔らかくてほの甘い味でした。

  

こんどは“すぎな”のおはなし。

 厚木に、「七沢温泉」というのがあります。この地の一角にゼロ磁場といわれるところがあって、ここで育った“すぎな”を刈り取って乾燥し、お茶にして飲むとイイんだって聞いたことがあります。なににイイかは、知りません。

 “すぎな”ってなんだって?

土筆(ツクシ)が成長して、杉の葉のように育ったものです。

2012年11月24日土曜日

猪の目(イノメ)模様とは


 日本の神社仏閣に、ハート模様が刻まれているのを目にすることがよくある。

 日本にハートの模様が古くからあったというのが不思議ではある。

 

 先日訪ねた三井寺の釘隠しの金具にもハート模様の透かし彫りが施されていた。

 

これは、ハートということではなくて「猪の目」と言い、火伏の意味を持つのだとか。

猪は勢いよく走るので火を消すというイメージがあるようです。

 

西洋ではハートをデザインした模様を良く見かけるが、それとは意味が違うみたいです。

2012年11月23日金曜日

ホルンダー(西洋ニワトコ)シロップ


 ザルツやプラハを訪れると、春の家々の庭先にホルンダーの白い花が盛り上がるように咲いているのを見かけます。

 あちらでは、その花を摘んでシロップを作る家庭が多い。

 ホルンダーとは何か?

写真をアップします。(枝葉と花と実への移り変わり)




 

ホルンダーは、日本でいうところのニワトコ?ちょっと大きいスーパーかなんぞに行けば、このシロップは手にはいると思います。甘い香りがして美味しい。

クダモノ


 果物の美味しい季節になりました。

 

 いえいえ、その話しではありません。

あさはくるくる あさはくる・・・ではなくて、菊のクダモノ(管モノ)です。

 

諸法の境内や公園で、菊の展示会が催されています。
厚モノ・管モノ・懸崖と、丹精の程が忍ばれます。

2012年11月22日木曜日

かきくへば


 柿簾が下がる季節となりました。。

 もう柿剥きの季節なんですね。

何年か前から、うちのサイ(ツノは普段見えません)は干し柿が好きになったらしく、私の郷里である飯田から送ってもらってよく食べている。

 

 和菓子屋の職人がつくるお菓子の甘さの基本は、柿の甘さなのだとか。

 昨年は、「いつまでもぬくといもんで、柿がウンじゃってなあ。」と言ってましたが、今年はどうなんでしょう?

 農業に携わると、作物は年に一度の収穫が頼りなのに、天候に左右される厳しさにいつもさらされる。

採れたものをあだやおろそかにはできないということで、食べ残さないようにしていた結果、おなかのまわりが膨らんでしまったのです。なに?ウソだろうって?

ラセン大根


 スズシロ(大根)も、胡の瓜も、人参も、スイスイとラセン状に切ることができます。

 プラハに旅行しているときに見つけました。

 

 当家のはステンレス製ですが、さてそれをどこで購うことができるかということになると、ちと難しゅうおじゃりまする。

 使い勝手は少し違うと思いますが(切れ味、値段が)、似たようなものが探せば国内でもありそうです。

使ったら大根ではなくて息が切れるかもしれませんが、どんなものかは想像できるかと思います。

 

 料理のお店で食べるとなると、多少お値段がはりますから、自分で作って楽しんでみるのもよいものです。

2012年11月21日水曜日

ムカゴご飯


 7つ なんばんうり なすうり なうり

 8つ やまのいも 9に くりくわい

山芋の葉が紅葉しました。

 

プランターの端に埋めておいた山芋の切れ端から伸びたツルには、沢山のムカゴができて、何回か、ムカゴご飯を楽しむことができました。

パワースポットその2


 熱海の来宮神社は、パワースポットであるということで、最近参拝者が多いのだとか。

 境内には樹齢2000年といわれる楠(樟)がある。

 

 幹が瘤だらけなのであるが、自分の重さでできたものなのだとか。

この楠の周りを1周すると、寿命が1年延びるというから、長生きしたい人は行ってみるとよい。

 湧き出ている清水を、かなりの遠方から来て、汲み取るために並んでいる人も多い。
幸せを望むために何かするというのは、よいことです。
 
 

東京のパワースポット


四神相応の地というのがあります。

青竜・白虎・玄武・朱雀に東西南北が守られている地形であって、昔は都であれ神社仏閣であれ城であれ、家であれ、そういう地形の場所を選んで建てた。

 

陰陽師でもあった天海僧正が江戸を守る為の結界を張ったと言われている江戸城は、東に大きい川、西に広い道、南に開けた海、北に小高い丘がある四神相応の場所ということになります。

鬼門にあたる方向には、上野寛永寺や浅草寺があり今の皇居を守っています。
北には、日光東照宮があり北極星からのパワーを東照宮を通して皇居に 引き、延長線にある霊山富士からは、エネルギーの太いパイプである龍脈が走っていて、皇居が龍のエネルギーが溜まる龍穴になっているといわれます。

2012年11月20日火曜日

オリーブの実がなりました


 3年ほど前に、小さなオリーブの苗を買い求め、鉢植えにしました。

緑の葉を楽しむばかりでなく、どうせなら実がなるほうが良いと言ったら、植木屋さんが曰く、

1本では実がつかない。違う株のはなの花粉がないと駄目なのだと言う。

そこで、2本を別々の鉢に植えておいたのですが、肩の高さ位に育ち、春先にちっちゃな白い花を咲かせました。

夏の間はことに、実を結んでからも水やりに気をつかいました。

植物は水分が不足すると、まず実を落とし、ついで葉先が枯れ、枝が枯れ、幹が枯れというように順番で身を守る。

まだ木が小さいので、30粒ほどしか採れませんでしたが、とても嬉しい。

 

これをいざ食べるということになると、アクヌキをしたりすることになるのですが、どのようにするのか調べるのも楽しい作業になります。

ダイアモンド富士


 昨年の冬至の午後、思い立って高尾山へダイアモンド富士を見に行ってきました。

 今年も、防寒をして出かけてみようと思っています。

 

 ダイアモンド富士は、冬至前後の、それも天気に恵まれるという条件があって見られるということになるのですが、当日は富士山頂には竜のような形をした雲がかかっていたので、何年か前に見たほどにはダイアモンドは見られませんでした。

 しかし、その竜のような形の雲は金色に輝き、山の端がオーラに包まれたようになって、それはそれは美しゅうございました。

 

 オーラといえば、前にどこかで意識レベルが上がるという話をしましたが、聞いて下さった方々は、意識して見ればご自身のも周りの人のも、そのオーラが見えるようになっているかと存じます。

 併せて、自身の内なるパワーにも気づいてきているかと思います。
 そうなんです。気づきさえすれば、人は自分の中に何事をも可能にする能力を秘めているのだと言われています。

2012年11月18日日曜日

やきゅう稲荷


 「近くにヤキュウ稲荷があります。」カーナビがそう告げた。

「えっ!お参りすると野球がうまくなるオイナリさんなんてのがあるのか?」と思ってカーナビに表示された文字を見ると、センキュウ稲荷となっていた。 選球ではない。

さあお立会い。どんな漢字が書いてあったかワッカルかな~。

 勿体ぶっていないで書いてしまうと、箭弓稲荷であり、信号機の下のローマ字表示は、yakyu-inariとなっておりました。

ハスカップ


ハスカップ

 巾着田は、マンジュシャゲで有名ですが、コスモスもあればハスの田んぼもありました。

ハスの花が咲き終わり、実をつける所の形が蜂の巣に似ている。

 

ハスカップ

 

蜂の巣

 

後継者がいないというので、今はもう無くなってしまいましたが、新井薬師にハスの実の甘納豆を売っているお店があり、それはそれは大層美味しいので、わざわざ電車に乗って買いにいったものでした。
美味しい和菓子を作る職人さんが育つには、長い修行が要るのに残念です。

国道の最高地点


 国道の出発点と最終地点というのは、何号線であるかによって違うだろうけれど、調べてみるのも面白い。伊勢神宮の前というのもあります。

 

 ところで、国道の最高地点というのはどこにあるのでしょうか?

 国道292号線(志賀草津高原道路)にあります。

 

 こういうのって、普段通っていても意識していないから、「あれ、そんなところにあったのですか?」と、言われて初めて気づく。

 なにげなくやっていて、なにかの拍子にわかることっていうのが意外に多い。

2012年11月17日土曜日

エーデルワイスを訪ねた夏


 エーデルワイスの花を見に行くというツアーは沢山ありますが、帰って来た人たちに聞くと、

山で自然に咲いているのを見ることができなかったという人が多い。

 何故なんだろうと不思議でならない。

 私は、息子がオーストリアに住んでいたこともあって何回か出かけたが、花を見に行って見られなかったことは一度もありません。

 高いところにあるものほど、花の厚みがあります。きっと寒さに耐えるためなのでしょう。

 

 夏、インスブルックからバスで小一時間ほどのところにあるノイシュテフトにホテルを予約して、1週間毎日、チロルの山々に登ったりトレッキングをしたりで楽しい時間を持ちました。

 コースが整備されているので、その日の気分で登山にしたりトレッキングにしたりを選べます。

2千数百メートルまでゴンドラやリフトで登ると、そこはもう別世界。

 高山植物の色鮮やかな花の向こうには、雪を頂いた3千メートル級の峰々が連なっています。

 

ヒットラーの要塞として有名な山、鷹巣城を眼下に見下ろすイエンナーの左の登り返しにある一際目立つ岩山シュナイプスタインも、感動ものでした。

登山靴は必要ですが、登山まではどうもという人には、リフトを降りたところからの割と楽なトレッキングコースもあります。

 

 森林限界にあるハイマツを越えると、かなりな急勾配の岩道が続きます。

 この山にもエーデルワイスが咲くと案内書にあるが、なかなか目に入ってこない。

しばらく登って南斜面を探すと、ありましたありました。

 この花は、南斜面の岩場を探すのがコツです。一つ見つければ、後は次々目に入ってきます。

この花、危ないところに咲いているのほど綺麗なのが不思議です。

 

 ドイツエンツィアンの紫色の花も、鮮やかでした。この花も絶滅危惧種だとききますが、けっこう沢山咲いていました。

 

 イエンナーの山小屋に戻ったときは、花に魅かれて歩き過ぎもうへとへとでした。

 旅は、あなた任せではなく、ちょっと自分で踏み出してみることで、いろんな得難い気づきがあるものです。

 ツアーでなくとも自分で日程を組んだり、ホテルの予約をしたりというのも経験になります。

数ある道の駅の中でも


花園 道の駅

 関越自動車道の花園インターから、国道140号線を秩父方面に1km程行った所にある道の駅は、関越道を走っているときであれは、目的地が違っても途中で降りて寄るようにしている。

 

 JAの野菜直売場は、農家の人がどんどん補充するので、とても新鮮です。

品数豊富でしかも安いから、いつもついつい買いすぎてしまいます。

 併設されている花の売り場も、蘭など綺麗な花がが安く手に入る。

 その隣にある盆栽売り場も、好きな人には堪らない品揃えです。太く立派で、何年もかかったであろう幹の盆栽が、こんなに安くていいのかと思える値段で売られています。

見ているだけでも楽しいので、ついつい時間を過ごしてしまいます。

次は、お正月の野菜の買い出しに、是非行こうとおもっています。