ハーモニー1
『成功する人』と『成功しない人』の差は、「考え方」にあるのだと思います。人は生まれ持った才能に、さほどの大きな開きはないと思います。
しかし、成功という結果が出る人と、それが出ない人の差は、厳然として分かれて現れます。
それは、一体何故なのでしょうか?
成功する人は『成功する考え方』を持っていますし、成功しない人は『成功しない考え方』を持つからだと思うのです。
根本的な違いは、これだけなのだと感じます。
ただ、何をもって成功と考えるかによっての違いはあります。
私の場合でいえば、会社を立ち上げ3社の社長をしました。ある意味での成功といえるのかも知れません。
目的は自分の財を築くことではなかったので、経済的に今が裕福かといえば少し違いますが、中高年の人の働く場所を作るということでは成功したのだと思っています。
今は、後継者に全て託したので、現業について一切口出しはしないようにして慎ましく暮らしている毎日です。
何十年も会社をやってくる間にはいろいろありました。
自分もいろんな困難を乗り越えてきましたが、誰もが感じるその時々の悩みというのを理解できますので、そんな苦しみから抜け出るヒントなどを話したり書いたりして、今までの経験が誰かの役に立ってくれたらいいなと思っています。
「乗り越えられないような困難を、神様はお与えにならない。」
ここでいう神様というのは、なにか目に見えない偉大な存在という意味です。
2 おもいぐせ
成功を願いながら成功していない人は、気づかなければならないことがありそうです。
それは、頑張っているのにそれがうまくいっていないとしたら、それは「うまくいかない方法なのではないか?」と思ってみることです。
自分の思い癖というのは誰にもありますが、それに拘りすぎて抜け出せない状況を作り出していないだろうか?と振り返ってみるということであります。
自分を信じないでは何事もできないのは真実であるにしても、うまくいっていないのだとしたら、ちょっと省みることも必要です。
自分を否定しなければならないことが出てくるかもしれないしして、自省するというのは難しいことではあります。
「成功しない考え方」を基に物を判断しているのだとしたら、「成功している人の考え方」というのを学ぶ良い機会になると思うのです。
信念は大事ですが、拘るほどの価値があるのかどうか冷静になって考えて、リセットするのに憚ることはないのだと思います。
目的は、成功するということなのですから・・・