2014年12月31日水曜日

蕎麦を食べる日


大晦日には年越し蕎麦をたべるけれど、何故なのかについてはいろんな説があります。

1.蕎麦の細くて長い形から「細く長く続けることができるように」

2.蕎麦は切れやすいことから「今年の嫌なことは切ってしまって、来年に持ち越さないように」

3.江戸時代の金銀細工職人が、蕎麦団子で床に落ちている金粉や銀粉を掃除したと言われることから、「蕎麦には金がつく」

などなど、縁起を担いだものが多い。

 

2014年12月30日火曜日

実はリスの毛皮だったシンデレラの靴


ガラスの靴とカボチャの馬車のシンデレラは、夢物語としては楽しいが、姉の足をガラスの靴に合わせる為に切ってしまうなど、かなり残酷な描写もあるらしい。

いかに物語とはいえ、ガラスの靴はないだろうと思ったら、原典の中では、フランス語でリスの毛皮を意味する「vair(ヴェール)」となっていて、これがガラスを意味する「verre(ヴェール)に誤訳されたのだという。

物語としては、リスよりガラスの方が夢として面白い。

 

2014年12月29日月曜日

まだ文句を言いたいらしいが


聞くともなくラジオを聞いていました。

今頃になっても、衆議院選挙の結果が自分の思惑と違った結果になったことが悔しいらしく、投票率が51パーセントくらいなんだから、政権が信任されたのだとは言えないとかいって息巻いていました。

自由に意見を言える国であることはいいにしても、選挙に行かなかった人のことを、かなり悪しざまに言っておりました。

国民の権利であり義務であるから、選挙権は行使した方が良いにきまっています。

しかし、投票しなかった人の大半は、結果について白紙委任したのだと思います。民主主義なのだから、結果が出たらそれに従いますということ。それくらい世情は安定しているということかもしれないのです。

 

次に、何も考えていない無責任な若者のことを責め立てていましたが、なめたらいけません。若者たちは感覚的に優れていますし、よく考えています。この人たちがもし選挙に行っていたとしても、確率で考えて大幅に結果が変るとはとても思えません。

甚だしきは、全野党の得票数の方が与党の得票数より多いのだというのも、説得力に欠ける。

そんなのは、政党数が多いのだから、数学で考えなくても当たり前のこと。

 

要は、政権を交代すべきかどうかをどう考えるのかということであって、数年前に経験したことです。国を任せられるかどうかということです。

権力者を批判しても、名誉棄損で引っ張られることはないし、政策についても自由に物申せるのだから、情勢はいつだって変り得る。

 

選挙に700億円?ものお金を無駄に使ったというが、選挙の費用が無駄なのだろうか?選挙があるから、国民の意識がたかまり意見が表面化するし、無茶はできないという状況も作り出せる。

議席数が減るので心配したらしいが、増やした政党だって現にある。

 

選挙をすることで、副次的には経済の波及効果だってありそうに思えます。

 

2014年12月28日日曜日

日本円はなぜenではなくてyenなのか


良い事なのかそうではないのか判らないけれど、円安が進んでいます。

ところで、円は¥と表示されるように、ローマ字表記すると「en」ではなくて「yen」です。

何故なんでしょうか?

1説には、発音上の問題で、「en」であると外国語では「イン」に近い音となるので、「えん」に近い音となるように「yen」にした。

2説には、スペルと意味の関係。「en」は、オランダ語では「~と」という意味になり、スペイン語では「~の中に」という意味になることから、それらと区別するために「yen」とした。

 

円安でも円高でもよいから、日本経済が強くなって、国民生活が楽になってくれるように願ってやみません。

 

2014年12月27日土曜日

冬至と湯治 柚子と融通


今年は、新月と冬至が重なるという19年に1度という珍しくも縁起の良い朔旦冬至(さくたんとうじ)を経験しました。

冬至の日には、ユズ湯にはいりますが、柑橘類には血行促進の効果があるとされていて定着しているようです。

柑橘類の中で何故柚子が使われるか?ということなのですが、「ゆず」と「融通」をかけて、「融通がきくように」との願いをこめて始まったとされます。

「冬至」と「湯治」をかけて、寒い日に風呂で体を温めるという意味もあるそうです。

 

2014年12月26日金曜日

驚くほど西洋の事情に通じていたという


明治時代に脱亜論というのがあります。

福沢諭吉が書いたとされていますが、脱亜とは言っても入欧とは言っていないようです。

 

李氏朝鮮は、1割にも満たないヤンバン(両班)が君臨していて国の体をなさないほど疲弊し、6割を超える奴婢(奴は男の、婢は女の奴隷)と数少ない中人で構成されていたようです。

国民の殆どが文盲であったといわれます。

 

中人の中に王玉金などがいて、国の近代化を図ろうと働いているのを、福沢なども応援していたのだといいますが、一分ヤンバンなどの利権のためにならないということで、王玉金は暗殺されてしまいました。

協力して南下する外敵にあたろうと考えていた福沢が、これに絶望して唱えた論だといいます。


 

鎖国されていた江戸時代に、どのように外国の事情を知ることができたのか判りませんが、吉田松陰にしても、その後に続く志士たちにしても、驚くほど世界の情勢に通じていたようです。

我が国は百姓町人に至るまで、文盲率が低かったといいますから、むべなるかなではあります。

 

 

2014年12月25日木曜日

プランターに蒔いた小麦が生え揃いました


プランターに秋に播いた小麦が育ってきました。

獲りいれて食べようというのではありません。

5月か6月頃に、穂が黄金色になるのを楽しむためです。

刈り取って、ガラスの花瓶に挿すのも良い。
 
 

 

 

2014年12月24日水曜日

サンタが誰か解るまで


息子がまだ小学生の低学年だったころ、学校から帰ってくるなり聞かれました。

「サンタさんって本当はいないんだって?プレゼントを枕元に置くのはお父さんやお母さんなんだって。」みんなに言われたんだけどと。

いずれ解るときが来るのは仕方ないにしても、いま子供の夢を壊すこともないだろうと思って、こう言いました。

「良い子の所にはサンタさんがやって来るけれど、悪い子のところには来てくれないんだよ。それでは可哀そうだと思って、代わりにお父さんかお母さんがプレゼントするところもあるんだよ。」と。

朝早くに起きた息子が、プレゼントを抱えて見せにきたときの笑顔は、今も忘れられません。

育つにつれて憎まれ口を叩くようになり、今では親に意見するようになりました。

 

サンタクロースは、3世紀の後半から4世紀にかけてトルコに実在したという司教の聖ニコラス(セイントニコラウス)という人物から来ている名前なのだといわれます。

聖ニコラスが、貧しくて娘を嫁に出せない家があるのを知って、なんとかしてあげようと思い、その家の窓に金貨を投げいれたことにより、この金貨を使うことで娘は嫁に行くことができました。

なんと、投げ入れたこの金貨は、暖炉のそばに干してあった靴下に入ったことから、吊るした靴下にプレゼントを入れる風習がその後できたのだいわれます。

「聖ニコラス」が、オランダ語読みでは「シンタクロース」であるところから、「サンタクロース」となって伝わった。

 

 

優れたものを表す数


竜虎、三羽烏、四天王など、中核をなす優れたものを表現する言葉があります。

 

ある分野で、 特にすぐれた三人を指して三羽烏とよくいいますが、日本神話で有名な八咫烏も、中核をなすのが3羽の大ガラスで、そのまわりを9羽のカラスが囲み、併せて12なのだといいます。

冠位12階というのも、そんなあたりが関係しているのだとか。

 

西洋でも、三大使徒と呼ばれる使徒がいますが、3と9と12というのには何か意味があるのだろうか?

 

2014年12月23日火曜日

起こりうくして起こった?


ナッツリターンが大騒ぎされているが、パワーハラスメントの側面と隠蔽体質のお国柄を見れば、別段驚くに値しない。

そんなことは、枚挙にいとまないほどあるだろうなと感じています。

10大財閥で、国のGDPの75パーセントも占めていたら、無理も通すようになるわな。

 

なにせTVを点ければ、必ずどこかで韓国ドラマをやっているから、時代考証は大分違うようだがと思いながらも、こんなに嫌韓がいわれるようになるまではよく見ていた。

ドラマ内で必ず目にするのは事大主義であり、必ずでてくるのは「信じて下さい」といいつつ結果的には裏切る場面。殆どの番組がそうでした。

 

それでも、今までさほどの悪感情を持っていたわけではなく、いずれは仲良くできるようになるのでは、と思っていたが、反日教育が国策となっているようだし、ますますひどくなってきているようだから、この先は難しく思える。

困ったもんですなむ。

 

その気になって冷静に調べれば、資料はいくらでも出てくるのだから、良かったこと悪かったこと合わせて、事実がどうであったのかが彼らに詳らかに知れた時、どう収拾するのだろうか?

 

でも、ナッツリターンは問題になっても、飛行機の中の通路でウン○をしたとして引き返したニュースはまだないようです。

その場合は、何リターンと名付けられるのかネ?

 

 

2014年12月22日月曜日

陽だまりに咲いていたサボテン


通りすがりの他所の庭の陽だまりに、サボテンの花が咲いていました。

サボテンにはいろいろな種類があるけれど、どれも花が咲くと綺麗です。

 


そろそろカニサボテンの花が咲く頃です。

 

紅茶にシフォンケーキ


シフォンケーキが焼きあがりました。

午後になったら、切り分けて紅茶を飲みます。
 


 

 

 

2014年12月21日日曜日

雀が食べ終えるまで待っている烏


雀が餌を求めてときどき庭にやってきます。

餌を撒いてやっても、雀を追い払って烏が食べてしまうので、「コラー!」と追い払いました。すると次からは、雀が食べ終わるまで遠くで待っているようになりました。

カラスは、これは雀の餌なのだからと学習する能力があるのだとしか思えない行動です。

賢いのだと思いますが、カラスが満足するほどの量をまいてもいいのかどうか迷うところです。

 

 

2014年12月20日土曜日

「ご苦労様」は失礼?


いつからか、目上の人に「ご苦労様です」と挨拶をするのは失礼だと言うようになって、それが定着してしまっている。
決して上から目線の言葉ではないように思います。

「ご苦労様」ではなく「お疲れ様です」というんだそうだが、この挨拶の方が余程変だと感じます。

昔の講談本で育った世代ですが、上下関係が厳しかった武家の会話の中でも、こんな言葉の挨拶は見たことがない。

「ご出役ご苦労にござる」とかのようにです。

 

お疲れ様って、上司はそんなに疲れやすい体質だというんだろうか?

何かのマナー本に書かれて以来だと思うが、いわれるままにそうなっていったように思えます。

 

適当な言葉がないのかな?と思いつつ、挨拶の時に迷ってしまっています。

 

 

2014年12月19日金曜日

土偶の形は宇宙服?


日本各地には、縄文時代の遺跡が沢山あります。

ことに甲府から信州にかけては多いようで、中央自動車道をつくったときには大量の土器がでました。

縄文時代といえば、大雑把に考えて2万年ほど前のことになりますが、かなりの人口であったと思わざるをえません。

世界の四大文明というのは知られていますが、それより遥かに前の時代に人の営みがあったということが判るのは、日本以外にないのではと思うのです。

原野に覆われていたこの時代に、離れている集落と交流があったとしか思えないほど、似たような土器や土偶が出土しています。

遮光土偶や、鱗があって三本指の土偶などをみると、太古の昔に他の宇宙からやってきた人というか神というかが居たのではないのかとの想像が膨らみます。

 

2014年12月18日木曜日

浄玻璃の鏡からは逃れられない


人間に生まれ変わるのは、大変なことなのです。その中でも、日本人に生まれ変われるというのは殊に大変なことなのです。

 

苦界(くがい)と言われる現世から死後の世界に行くと、生前の行いに従って六道輪廻の世界にいくことになります。

天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道の六つの中のどれかに回されます。

 

地獄を守護する閻魔様が、亡者の裁判で亡者の善悪 の見極めに使用する水晶製の鏡は浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)と呼ばれ、この鏡には亡者の生前の一挙手一投足が 映し出されるため、いかなる隠し事もできないのだといわれます。

ですから、後生を願うなら、生きている間に善根を積みましょうネ。

 

2014年12月17日水曜日

飼われることに慣れてもう自然界では生きられない蚕


家畜である豚も山羊も、自然に放せばすぐに野生化するというが、絹糸を取る蚕は改良され過ぎていて、平らに置かれた餌は食べられるが、自然に生えている桑の葉に吸盤でとまることができず、地面に落ちて死んでしまうという。

蚕の成虫は蛾だが、蛾と蝶はどう違う?

羽を立ててとまるのが蝶で、羽を広げてとまるのが蛾だというが、例外もあるらしく何ともいえません。

昼に飛ぶのが蝶で、夜に飛ぶのが蛾であるともいいますが、夜の蝶っていうのもいるからネ。

何ですと?それは違う蝶だって?

 

 

2014年12月16日火曜日

悟りの一歩手前の世界が有頂天


仏教の宇宙観である円盤のまん中にある山を須弥山(しゅみせん)といいます。

三味線ではありません。

三蔵法師は妙高山と訳したのだといい、新潟県にある妙高山はこれからとられた名前なのだそうです。

お寺の本堂の正面にある壇を須弥壇(しゅみだん)と呼ぶのは、この山を型とったところからきているのだとか。

人間の世界はこの山の裾にある島のひとつで、頂上には帝釈天をはじめとしていろいろな神様の住む世界があります。

悟りの一寸手前の世界、ほんの少し煩悩が残る世界を有頂天といいますが、「うまくいった喜びで夢中になっていること」「得意の絶頂の意味に」有頂天という表現として転用されています。

天にもいろいろあります。

 

 

2014年12月15日月曜日

焼き上がりに祈りを込めて入れたクープの形


自分でパンを焼く人が増えたようです。

粉や酵母に拘っていろいろ研究したり工夫したりするのは楽しいらしい。

 

フランスパンやカンパーニュなどに、クープナイフやカミソリなどを使って入れる「クープ」と呼ばれる「切れ目」があります。

昔は本職のパン屋さんでもきれいに開かなくて、良いパンが焼けますようにとの願いを込めて、十字にクープをいれたのだといいます。

 

クープ入れが上手でなくても、生地がきちんと出来ていればクープはきれいに開きます。

開かない原因は、「クープ入れ」の問題ではなく、生地の扱いの問題の方が大きいのだといいます。

酵母の量が適量ではないとか、こねが不十分だとか発酵時間が長過ぎるとか、成形の仕方が違っているとかの原因が挙げられますが、それでも日によって仕上がりは違うといいましから、上手くできたときの喜びが大きいのだといいます。

 

2014年12月14日日曜日

大雑把に分ける小乗と大乗の違い


小乗仏教と大乗仏教があるのは、割と誰でも知っています。

仏教の目的とは、つまるところ現世煩悩の世界(此岸)から悟りの世界(彼岸)への渡り方を教えるものだと思います。

小乗・大乗の乗とは、彼岸へ渡る時の乗り物(教え)を意味します。

 

小乗は小さな乗り物、即ち出家した者だけ悟ることができるというものですが、そもそも多くの衆生を救うのが仏教であるということで、釈迦の入滅後数百年の後に生まれたのが大乗仏教。

 

出家・在家の如何にかかわらず、いかに修行しても現世で仏になることは叶わないのだから、ひたすら仏の慈悲に縋って彼岸に達する道を探そうということで生まれた。大雑把に言えば、そんなところかと思います。

 

2014年12月13日土曜日

死後の審判は七日ごとに違う大王によって行われる


死後の審判を下す王は、閻魔様だけではなくて沢山居ます。

死者の生前の善悪を記した「閻魔帳」をもとに、裁判を行う閻魔大王はよく知られています。

 

しかし死後の裁判は閻魔大王だけが行うのではなくて、初七日には秦広王(しんこうおう)が、二十七日(ふたなのか)には初江王(しょこうおう)が、三十七日(みなのか)には宋帝王(そうていおう)が、四十七日(よなのか)には五官王(ごかんおう)が、五十七日(いつなのか)には閻魔大王が、六十七日(むなのか)には変生王(へんじょうおう)が、七十七日(なななのか)には泰山王(たいせんおう)によって行われる。

四十九日で六道のどこに送られるかが決まるが、百箇日に平等王、一周忌に都市王(ずしおう)、三回忌の五道転輪王によって再審が行われる。

 

おちおち死んではいられません。裁判が続くから大変なのです。

 

2014年12月12日金曜日

大仏様は三千世界の中心に


三千世界のカラスを殺し、ぬしと朝寝がしてみたい。と高杉晋作が流行の都都逸を歌ったと言うが、三千世界といえば全宇宙のこと。

 

小世界が1000個集まったものを小千世界

小千世界が千古で中千世界

中千世界が1000個で大千世界といいます。

この世界全体の中心に存在する仏さまが大毘廬舍那如来(だいびるしゃなにょらい)、つまり大仏さまのことです。お釈迦さまは、このなかの一つの小世界の人々を導くために現れた仏さまです。

話しは、宇宙規模的にでかいのです。

 

 

2014年12月11日木曜日

此方にも都合があるのだけれど


忙しい時にかかってくる迷惑な電話というのがあります。電話というのは、相手の都合が見えない。

丁寧に話そうとしているのか、やたら前置きが長くて、なかなか本題に入らない。

前置きを聞いているうちに、「いったい、何が言いたいのだろう?」とイラついてくる。

「で、ご用件はなんなんですか?」とこちらから聞くことになる。

 

大抵の場合は、余り興味も持てない営業電話です。

「折角のお話しですが、その気はないので。」と断ると、なんやかんやと話の引き延ばしにかかるのが常です。

「そう、後ろに怖い上司が居て、すぐに電話を切ると怒られるの?だったら此方は受話器を置くから好きなだけ喋ってから切ってね。」と言って、もう聞かないで受話器を置く。

一分もしないうちに、電話はきれていることが多い。

電話での営業は難しい。こちらも穏やかに対応しようとは思うのですが・・・

 

2014年12月10日水曜日

クリスマスシュトーレンを焼いてくれたので


シュトーレン」は、 ドイツ菓子のひとつで「シュトレン」と表記されることもあります。

ドイツ語表記 では「Stollen」。

 生地にドライフルーツやナッツ、マジパンが練り込まれ、表面には粉 砂糖が振りかけられているもので、クリスマスシュトーレンとも呼ばれる通り、クリスマスの時、大きく焼かれたものを切り分けて食べます。

倅がひょんなことから親しくなった吉祥寺のパン屋さんのシェフがいうことに、昔はシュトーレンのレシピは店主以外は門外不出とされていて、弟子には教えられなかったのだとか。

今は、ネットにいくらでもでています。

 

近頃は、パン屋さん同士で自分の焼いたシュトーレンを交換するのがはやっているらしい。

ヨーロッパ暮らしが長く、時季には自分で焼いていたシュトーレンを食べたいので交換しましょうとシェフが言ったので、「私はパン屋さんではないのですが。」と言いながらも自分で作った酵母を使って焼いたものを昨日交換してきました。

作り手によって、味が違うのも楽しいものです。

 

2014年12月9日火曜日

大規模な遺跡が発掘されリニア駅予定地が移動


長野県飯田市座光寺地区は、古くは麻績の里(おみのさと)と呼ばれ、長野に移される前の善光寺があったので元善光寺とも言われるのは、知る人ぞ知るところです。

 

縄文から弥生時代の土器や石器が、地域のいたるところから出土しており、古くから人の営みが有ったことが伺えます。小さな古墳などの数も多い。

 

元善光寺から歩いてもほど近い所に、奈良・平安時代この地方に置かれていた役所跡「恒川官衙遺跡(ごんがかんがいせき)」が発掘され、平成26年に国の史跡に指定されました。

かなり大規模なものです。

このために、当初予定されていたリニアモーターカーの飯田駅の場所は大幅に移動されることになりました。

 

2014年12月8日月曜日

コンサートで頂いたシクラメン


シクラメンの花が美しい季節です。

コンサート等で頂く花が多いので、お陰様で花が途切れることがない。

小中学生の為のレクチャーコンサートのお礼として頂くのは、一つの花束と生徒の感想文。

 

子供は正直だといわれますが、自分が感じたことについての感想には、それが表れているように思います。

今時の子供は、ピアノを習っている子が多いから、聴く耳というのは育っています。

感想文の中に多いのが、こんなに美しいピアノの音は、生で初めて聴きました。自分もこんな音が出せるようになりたい、というものです。

 

花束ではなく、珍しく鉢植えで頂いたシクラメンです。

シクラメンは、葉っぱの数だけ花が咲くといいますから、まだまだ長く楽しめそうです。
 
 

 

 

アニメ 「アルプスの少女ハイジ」は、世界の子供が見ている


息子がモーツァルテウムに留学していたころ、親しくしていたハプスブルグ一族の後裔、侯爵家の若様は、アルプスの少女ハイジは、オーストリアで作ったアニメだと信じきっていたのだという。

日本で作ったのだということを信じないので、じゃあ番組の終わりに出てくるクレジットを確認してみたら?ということになって、初めて了解したのだという。

それほどうまくできていた作品だったということです。

 

驚くほど多く世界各国の言語で上映され、それを見て育った子供が多いのだといいます。

皆一様に、日本のアニメだと知って流石日本だと思うらしい。

 

2014年12月7日日曜日

後輩だと名乗る男からの電話


「せんぱい~!」と言って、さもさも親しげに電話がかかってくることがある。

「後輩という貴方は、どこの後輩?」と聞くと、私の出身と同じ県名を名乗る。

「同県だというのはわかったけど、その県のどこ?」と、今まで行ったこともないような地区の名前だったりする。

「貴方が一所懸命なのは解るが、最初から引っかけ手みたいなアプローチじゃ、後の話しも信用できないでしょ?」というと、諦めて電話は終わりになる。

きっかけづくりにも、工夫は必要です。