虎と龍は縁起が良いとされている。
日本には龍脈や龍穴が多数存在し、龍神により守られている国だといわれる。
龍は伝説上の霊獣だというが、それにしては絵画にされたものは真に迫っている。実際に見た人が居るのかも知れない。
龍神は信仰の対象として崇められることが多い。
漢字で書くと「龍」と「竜」があるが、一般的に龍は東洋のもので神格化されたイメージ、竜は西洋のもので悪の権化を想像する。
種類は多くて、55種類にも及ぶと言うが、身近では色により分けられたものを目にすることが多い。
金龍は、土用を象徴する中央に配置されていて、大地と豊穣の守り神でもあり、大地に植物が根ざすように強い底力を構築し、導いて下さる神様。
青龍は、春を象徴する東方を守護し、樹木や風などの自然を司る。
赤龍は、夏を象徴する南方を守護する。
白龍は、秋を象徴する西方を守護する。
金属を司ることから、鉱山から宝が掘り出される様に豊かさを私たちに与えてくださり、そのご利益:金運、結婚運、飲食に関連したこと。
黒龍は、冬を象徴する北方を守護する。
龍の頭には博山と呼ばれる山上の起伏があり、これがないと飛べないとされている。
応龍(鳥の翼)や飛龍(コウモリのような翼)を持っている龍も稀にいますが、
殆どの龍が翼を持たないのに飛べるのはこの博山ゆえだそうです。
中国では5爪の龍の意匠は皇帝にのみ許されていた。
4爪も天子一族だけのものです。
日本では古来より3爪の龍が主流でしたが
昨今では作家の個性によって、3~5爪の間で自由に描かれているようです。
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