2019年3月31日日曜日

手を広げすぎなのでは?


一帯一路の資金の出どころは、貿易収支の黒字をあてているというのが実態であろうと言われているが、このところ中国の経済状態はあまり芳しくないのだという。

中国は発展途中では、鉄は国家なりということで鉄鋼の増産に力を入れたが、それが過剰投資になり、不良在庫を大量に抱える結果となってしまった。
国内のインフラ整備に必要な量を遥かに超えて、世界の生産量の半分を占めるに至ってしまっては、ダンピンングしてでも捌くしかなくなったのだが、輸出先国からは高関税をかけられてそれも上手くいかない。
余っている鉄鋼と労働力を海外に押し付けようと考え出したのが一帯一路構想である。
これは支援先国には技術の発展や雇用を生み出さず、単に結果の構築物の利用という事にしかならないのがみえみえだったことから、日本はそのバスに乗らなかったのであるが、AIIBの評判は芳しくないようである。
もはや資金的な余裕はなさそうなのに、欧州などへの拡大戦略をとっているのが巧く行くとは思えない。確かに影響力だけは残すであろうが感謝はされまい。

米中貿易交渉で手酷く攻撃されている問題の部分は、中国に進出した企業がそこで得た利益を自国に還元できない制度もその一つである。
自国に持ち帰れない利益は、仕方ないので中国国内に再投資するしかない。それをやっていれば、中国の貿易収支は黒字になるに決まっているが、それすらも怪しくなってきて、資金不足が大っぴらにささやかれ始めているのである。
AIIBを使った一帯一路政策は、一方的に中国の利益に結びつく懸念が色濃く、覇権戦略の表れそのもののようにさえ批判されるようになってさえいる。
借入国が中国に返済できなくなると、港湾なり施設なりが否応なしに中国に乗っ取られてしまうのだというから、批判を否定できまい。体裁を変えた侵略ではないのかと危険視されているのである。
自国経済が低迷している国では、背に腹は代えられないから、藁にも縋る気持ちになって一帯一路構想に乗るのかも知れないが、後が怖い。
しかもその上、中国自体の経済が危うい状態だというのに、そこと手を組んでどうなるというのか?表現は悪いが、共倒れになることはないのか?
さらに危惧を呼ぶのが、中国が原子力空母の建造を公言したことである。
大陸国家が海洋国家のように振舞おうとしたら、太平洋への出口に位置する日本や台湾・フィリピンとの軋轢が生じることが目に見えている。
自らを大国だと自慢しているのであるから、世界からの信頼を裏切らないことを切に願うしかない。

2019年3月30日土曜日

桜の花盛り


このところ天候が定かでなくて、暖かかったり寒かったりするが、桜の季節である。



日本には、どこに出かけてもこんなに桜の樹があったのかと思うくらい、とにかく桜が多い。
花も美しいが散り際も潔いことから、花は桜木人は武士といわれ、誰からも愛される。
一番本数が多いのは多分ソメイヨシノであろうが、この時季になると必ず繰り返されるのが、起源説である。
ソメイヨシノ染井吉野)は、エドヒガン系の桜と日本固有種のオオシマザクラの雑種の交配で生まれた日本産の園芸品種であり、単一の樹を始源とするクローンであることが、遺伝子上からも判明している。
桜を愛でる日本の文化が羨ましいのか、躍起になって起源は日本ではなく韓国に自生していたのだと性懲りもなく繰り返すが、科学的に証明されていることであっても決して認めないのが、あの国の特性である。
茶道も華道も剣道も忍者も日本刀も、日本の文化として世界で持て囃されるものの全てに、韓国起源説を唱える。
世界中には、それらの基となるものがあっても不思議はない。
しかし、それらを文化の域にまで高めたということに意義と価値があるのだと思えないところに民族としての限界があるのだと彼らは悟った方が良い。
事実、世界に冠たる文化として誇れるようなものをもっていまい。できたものをやっかむだけでは遠吠えにすらならない。
日本は、どんな小さなことでも発展させて芸術の域まで高めたから、世界が認めるのである。
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私が書いた小説 
ある日突然、頭に「これを書け」という声が響いて書き始めた小説「夏風越の(なつかざこしの)」は、書き始めてから年月がかかった。
どう書き進めるのかは、降りてくるお告げに従ってのことであるから、一気に何ページにも及ぶこともあれば、何か月にもわたって一文字も書かないということもありました。
幕末から現代に生まれ変わって、超常現象を介して話しが進むということなのですが、何かが時々降りてきて言われる通りに少しずつ書き進め、2018年10月10日、第12部の後、最終章をまで書き終えました。長きに亘り有難うございました。

小説は、こちらでお読みください。


童話 「トイレの神様」・「お祖父ちゃんの神様」・「鬼切丸」・「昔ばなし」・「麦の命」・「猿酒を飲んだ天狗」・「狐のお嫁さん」・「花を摘んでいた少女」ほか、幼児に読み聞かせるのに良さそうなお話を書いています。

小説も童話も、カクヨム 百神井応身(シャクジイオウシン)で検索してみて下さい。

酸化ガリウムを使ったパワー半導体


半導体というと、韓国がその生産量で突出しているといわれていたが、それもとうとう中国に追い越されるのだという。
もともと日本にあった技術である。どの産業もそれを作ろうとする国々が先進国を追いかけ追い越そうとして順番を繰り返しているということなのかも知れない。
まあ、そうはいっても、半導体の基板に回路を焼き付けるには、日本のレンズ技術を抜きにしては成り立たないのだと言うから、根幹の部分にはいつも日本の技術が顔を出すことになる。

それはさておき、技術というのは常に進歩しているから、ひとつの分野が他国に追い越されることがあったとしても、基礎研究を積み重ねてきた日本のような国というのは、どんな状況になっても、いつも最先端のところに居ることに違いはない。
真似やパクリを繰り返していたら、そうはならない。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は20181212日、情報通信研究機構(NICT)と東京農工大学が、イオン注入ドーピング技術を用いた縦型酸化ガリウム(Ga2O3)パワー半導体(トランジスタ)の開発に成功したと発表した。「世界初」(NEDO)とする。
NEDOが管理法人を務める内閣府プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)/次世代パワーエレクトロニクス」の一環で発表された。
 イオン注入ドーピング技術は、半導体を形成するための不純物元素(ドーパント)をイオン化した後、運動エネルギー10keV~数MeV程度に加速し、固体に直接注入する加工方法だ。低コストのプロセスなので汎用性が高く、量産にも適しているので、半導体デバイスの製造に多く使用されている。
 今回、このイオン注入ドーピング技術を使って縦型Ga2O3トランジスタを製造し、その動作実証に成功したという。Ga2O3を低コストで製造できることが実証された今回の成果によって、電機メーカーや自動車メーカーなどでGa2O3パワーデバイスの開発が本格化し、加速することが予想されると、NEDOはリリースで述べている。

半導体といえばシリコンと言われていたが、酸化ガリウムは性能上遥かにシリコンを凌駕するのだという。
ただ、これまでは酸化ガリウムを製造することが難しく、コストも高くなってしまっていたから、それを作ってもコストパフォーマンスに耐えられる装置にしか使えなかった。
が、日本ではこれを解決してしまったらしい。消費電力量を圧倒的に下げた製品として利用できるのだという。

人間の体に例えるならCPUやメモリは「頭脳」であり、パワー半導体は「筋肉」に当たる。
ちなみに、目や耳、口などがセンサーやスピーカー、マイクなどといえる。
CPUやメモリと大きく役割の異なるパワー半導体は、他にもいろいろな違いがある。
CPUやメモリといったIC(集積回路)は、小さな電力で動作する。一方で、パワー半導体は小さな電力から大きな電力を扱う。大きなモーターを動かすための電力を供給する場合もあれば、CPUやメモリを動かすための小さな電力を供給する場合もある。そのため、パワー半導体製品の大きさは、消しゴムよりも小さなサイズから、弁当箱を超えるようなサイズまでいろいろある。逆にICは、大きくても50mm角程度と比較的小さい。
 主眼を置く応用用途も異なる。ICの主力用途はPCやスマートフォン、テレビなど民生機器だ。産業機器などにもICはもちろん使用されるが、最も最先端の技術を駆使した「花形」のデバイスは、コンピュータ、民生機器の用途に投入される。パワー半導体も、コンピュータや民生機器にも使用されるが、パワー半導体の「花形」は、より大きな力強さが求められる産業機器分野に投入されるため、パワー半導体分野は産業機器分野に主眼が置かれやすい。

電気製品・車両・宇宙ロケット・兵器に至るまで、このパワー半導体は中核の部分を占める。

2019年3月29日金曜日

いよいよ洋公主(ヤンコンジュ)のことを言い始めた


いよいよ米軍相手の売春まで、謝罪と賠償をしろ、と言い始めた。
何かに行き詰ると、自分たちで懸命に努力するということを全く考えず、いつも誰かに矛先を向けることに目先を変え、最悪の手段を取ろうとするのが彼の国の特性である。
いわゆる洋公主(ヤンコンジュ)・第五補給品と言われていたものが今回のそれである。
前々から公然の秘密であったが、それが今までは表沙汰になっていなかっただけのことである。

日本相手での慰安婦問題は、いかに日本が反論しても他人事で、米国はどちらかと言えば韓国と一緒になって日本を責めていた。自国が膨大な予算をかけて調査した結果を持っていて、慰安婦なぞ嘘だと知っていたにもかかわらず、公平にそれを発表しなかった。
ツケが自分のところに回ってきたとしても仕方あるまい。

米朝会談が失敗して行く先に困った韓国は、いよいよ見境を無くして最悪の手段を使い始めようとしたようである。
仁川賠償訴訟の異常性に引き続き、今度は米軍相手の売春婦問題である。
嫌われようが世界から孤立しようが、そんなことは一切お構いなしというあたり、考え方は北朝鮮と全く同じだから、イデオロギー上の問題ではなく民族的な特性なのだろう。
韓国民は、基本的に理屈なんていうのはどうでもよい。感情的に騒ぐから始末が悪い。
事実関係や証拠なぞどうでもよいのである。
騒ぎ始めたら、兎に角しつっこい。今度はアメリカにその矛先が向かったということか。

でも、ちょっと考えてみて欲しい。
日本と仲良くして、共に発展していこうと彼らが考えられたら、これまでに日本に対して犯してきた数々の仕打ちだって、日本人は水に流して新たな関係を作ろうとすることができる民族なのである。何をとち狂って世界中から嫌われるようなことに励むのか?どうにも解らない。

2019年3月28日木曜日

遺伝子が解析されたことで


UNISTゲノム研究所は、朝鮮民族は34万年前に東南アジアから極東地方に流れ込み北方人となった南方系狩猟採集民と、1万年前に同経路で入ってきた南方系農耕民族の血が混ざって形成されたと発表した。
国際的な研究者チームは、およそ7,700年前にロシアが中国と北朝鮮に接する地域に住んでいた
2
人の女性のDNAサンプルを収集しました。
彼女らの遺骨は、1973年にソビエトのチームによって最初に発掘された山岳地帯の
Chertovy Vorota
(チェルーヴィーヴォロタ)という洞窟で発見された。
そこの別名を悪魔の洞窟門という。
何故にそのような恐ろし気な名前がついているのかというと、「あそこへ行くな。あそこには悪魔が住んでいるぞ」ということで、人々が恐れて近よらない場所だったからだという。
そこを通ると、洞窟の中にいる連中が襲ってきて、人間でも犬でも食べられてしまのだと言われていた。

では「この連中は一体何か?」というと、旧原人であり人類の亜種なのだという。
亜種というのは、進化の過程での前段階、人類の一歩手前の種族、即ちヒトモドキということになる。
現代人をホモ・サピエンスとすると、悪魔の洞窟門の連中は現代人ではないということであり、遺伝子DNAには900万個もの差異があるのだという。
これが、「黒い山葡萄原人」と呼ばれてものの正体なのだという。
朝鮮人にはこの遺伝子が色濃く残っているが、他の民族にはそれがない。

このように言われても、朝鮮人は文句が言えない。朝鮮人の先祖であると北朝鮮の歴史教科書に書いてあるのだというから仕方ない。
ご丁寧にも写真入りで「俺たちは黒い山葡萄原人だ!」と自慢して言っているのだという。
「我々は猿人と現代人の中間である。我々朝鮮人から現代人は生まれたのだ」と主張しているのに等しい。

悪魔の洞窟から人骨が2体見つかり、それは20代の女性と40代の女性のものだという。
DNAの検査をした結果現代の朝鮮人と全く同じなのだとか。
朝鮮人だけではなく、ウルチ族も同じ遺伝子を持っているのだという。ウルチ族はロシアに数千人しかいない。
山葡萄原人が生き残って、ロシアに出ていったのがウルチ族になり、満州から朝鮮半島に入り込んだのが朝鮮人になった。
見つかった人骨は、約7千7百年前の人骨。人類の数が少ない時代に、山葡萄原人は人類の中に紛れていったのであろう。
その頃の朝鮮半島には濊族(わいぞく)がいた。
この濊族の地を通り抜けて遣唐使は中国に渡っていたから、野蛮な彼らの地を抜けることは危険だとして、遣唐使が廃止される理由の一つとなった。
この濊族と山葡萄原人は結合して、朝鮮人の祖先となった。
日本人の祖先とはだいぶ違う。

2019年3月27日水曜日

それまで訴訟ネタにするとは


こんなバカげた訴訟を次々に考えるのは、韓国くらいのものであろう。

ニュースによると、仁川市(インチョンシ)議会が15日、仁川上陸作戦で被害を受けた「月尾島(ウォルミド)原住民」または相続人に生活安定支援金を支給する内容の「過去事被害住民生活安全支援条例案」を通過させたことが政界の論争イシューに浮上した。仁川市議会は1950年9月15日に起きた仁川上陸作戦時当時、国連軍の爆撃によって月尾島住民が死亡もしくは離郷を余儀なくされたために、彼らに対して補償が必要だという立場だ。 ということで大威張りらしい。
仁川地域の一部市民団体は仁川上陸作戦当時、国連軍が無理な作戦を実行したせいで被害が大きかったとし、被害の補償を主張してきた。2006年に当時、与党「開かれたウリ党」韓光元(ハン・グァンウォン)議員らが「月尾島事件の真相究明および被害住民補償に関する特別法」を発議しながら被害補償について本格的な議論が行われるようになった。だが、特別な進展を見られないため「月尾島原住民帰郷対策委員会」は2011年2月、仁川地方法院に「国防部と仁川市、米国政府、国連は月尾島原住民1世帯当たり300万ウォン(約29万円)ずつ合計1億3500万ウォンを賠償せよ」と求める損害賠償請求訴訟を起こし、敗訴した。政府は「原住民だと主張する人々が実際に月尾島に住んだという土地台帳など根拠がない」と主張し、月尾島原住民側は「仁川上陸作戦で資料が消失した」と対抗した。
仁川市議会が被害補償条例制定を試みたのは今回が3度目だ。安炳培(アン・ビョンベ)議員(共に民主党)が発議して2011年と2014年の2回にわたって条例指定を試みたが上位法と衝突するという理由で否決された。
だが、今年に入り法制処が「月尾島被害者のうち仁川居住者に対する生活安全支援は地方自治体業務」とする担当責任解釈を下すと、これを根拠に条例を制定した。現在、仁川市議会は議員37人のうち民主党議員が34人で、この条例を通過させた企画行政委員会は7人全員が民主党だ。しかし、このような条例指定に対して「過度な被害補償適用」という批判もある。匿名を求めたある歴史専門家は「第2次世界大戦の時も軍事作戦でベルギーなどが廃虚になったが、このために被害補償をしたことがない」とし「韓国戦争(朝鮮戦争)で全国民が被害を受けたが、仁川上陸作戦に対してだけ唯一被害を補償しろというのは無理な主張」と指摘した。
野党「自由韓国党」の全希卿(チョン・ヒギョン)報道官は「仁川上陸作戦による被害を補償するべきだと主張するのであれば、これに先立って韓国戦争で韓国に莫大な被害をもたらした北朝鮮政権に対して被害補償を請求してこそ正しい」とし「戦犯である北朝鮮には何も言えないくせにわれわれをサポートしてくれた国連軍に被害を補償しろと、市民団体側の声に歩調を合わせるのが文在寅(ムン・ジェイン)政府がいう正しい社会なのか」と批判した。
多少はまともに考えられる人もいるらしい。
が、無理でも何でも、とにかく何にでも理屈をこじつけ、しつっこく何度でも訴訟を起こす。そんなことに努力するより、自分で立ち上がろうとした方がよっぽどまともだという考え方にはならないのが、不思議な精神構造だと思えてならない。
訴訟相手が韓国政府だというならどうぞご勝手に、ということになるが、助けてくれた国連軍や米国に対してそれをするということに、何の疑問も持たないのだろうか?
北朝鮮に占領されていたら、そんなことは頭からできないことだとは思わないあたりが、韓国の民族性の面目躍如ということか?
そんなことだから、慰安婦訴訟や徴用工訴訟などは朝飯前にやってのける。

こんなくらいで驚いてはいけません。
口を開けば、「日本は韓国に侵略しようと思っている」と言って憚らない。
どこをどうとらえれば、日本が再軍備して韓国に侵略しようと思っていると言えるのか?
頼まれたって韓国を統治しようなんて、日本人は決して思わない。もう懲り懲りなのだ。
同じく、中国だって韓国を手に入れようなどとは思っていないだろう。そんなことをしたら面倒なだけである。
それなのに、韓国人は日本のことを主敵だと信じているらしく見えるから、その愚かさには呆れかえるしかない。日本が自衛のために兵器を整えると、「戦犯国の日本が~」と火病を起こす。大体が「戦犯国」って造語は韓国発ではないのか?
自ら戦って独立を果たしたのでもないのに、捏造教育を刷り込まれて、日本と戦ったのだと信じているあたりが、哀れといえば哀れである。韓国がどこかの国と戦って勝った試しが一度でもあるというのか?
韓国以外の東南アジア諸国で独立を果たした国々は、自らが戦って、それを勝ち得ている。
日本と米国の援助があって経済的に少しばかり成功したからといって、それら東南アジア諸国を下に見ているような言動を恥ずかしげもなくするが、誇り高いそれらの国々の爪の垢でも煎じて飲んだ方がよかろう。
恩になった日米を軽んじるようなことをし過ぎて、世界から呆れられ、相手にされなくなってきていることすら気づこうとしない。
何百年もの属国生活で捻じ曲がってしまった精神構造は、修復不可能か?

2019年3月26日火曜日

自国を守る体勢くらいは整えないと


案の定、北朝鮮が核廃棄はしない構えに戻ったようである。
そうなると、軍事オプションまで含めた米国側の当初の戦略に戻る可能性だってある。
いつまでたってもきりがないとして、米国が北朝鮮を攻撃すると決断するとしたら、その場合は日本や韓国のことを抜きにしてでも、ということになる。

それでなくても、米朝会談が決裂したあと、軍事費についてはきなくさい。
韓国に米軍常駐の負担金の増額を要求した。
米国政府がそういう判断をしたとまでは思わないが、在日米軍の費用を日本が全て負担せよ、ということを主張する人がいるのだという。
日米の貿易収支の不均衡ということも関連してくるだろうから、どうなるかわからない。

表面的に見れば、米国が米国の費用負担で日本を護ってやる筋合いはないということなのだろう。
米国が米国の戦略上の必要から(例えば対ロ・対中・対中近東・対アフリカ)、日本に基地を置いているのだという視点を度外視するのならそうなるであろうが・・・

日本は在日米軍の費用の7割は現に負担しているのだと言われ、それはドイツが3割しか負担していないとか韓国が負担しているといわれるものと比べれば、圧倒的に多い。
仮に、在韓米軍が日本の防衛のためだけに置かれているのだということになるならば、その費用を日本が負担するのは当然だと思うが、全額負担ということになるのなら、在日米軍は日本の傭兵ということになるであろうから、日本国政府の指揮命令下に入るということになる。
そんなことは我慢ならないから、在日米軍は撤退するという事になれば、日本の周辺国と日本の野党は大喜びするだろうが、それで終わりというわけにはいかない。

当然のことながら、自国の防衛は自国でしなくてはならないことになる。
軍備の増強もさることながら、まず、真っ先にスパイ防止法を成立させなくてはならなくなる。
それと同時に、憲法改正は待ったなしということになる。9条がどうだのこうだのと言ってはいられない。焦眉の急という事態になることに知らん顔をしているわけにはいかない。

日本が他国を侵略するという事は考えられないから、自衛隊を軍として認めざるを得ないにしても、陸軍は現に災害支援などの平和的働きを無視することはできないから増強させることはできないにしても、海軍力と空軍力は絶対的に増強が必要となる。
有効なミサイルを開発整備して、日本中の山岳地帯に配備すれば、抑止力としては申し分なくなるのではないだろうか?
その費用負担は専門家ではないから計算できないが、在日米軍の費用を全額負担することよりは少なくてすむのではなかろうか。
防衛が目的であって他国を攻めるのではないから、現存の基地も縮小できよう。

北朝鮮だって何をするかわからないし、米国が日本を完全に守ってくれるわけでもあるまい。
自分のことは自分でするのであって、無防備でいれば他国が攻めてこないなどというお花畑のような主張に与することはできない。

2019年3月25日月曜日

改善してしまう能力


日本人は他を恨んでそこから抜け出せないでいることより、心を励まして未来のことを大事にして進む。
新たな文化に接すると、今までを否定してそれを取り入れることにエネルギーを集中する性格を持つ民族だからだという意見を述べる学者が居るが、それは違う。それは一面的な見方ではなかろうか。
例えば、米国により東京大空襲や沖縄への攻撃、広島や長崎への原爆投下により無辜の民が何十万人も死に、国土も焼け野原にされたのに、アメリカが進駐してその文化の下に占領政策が敷かれると、それらの恨みをどこかに押しやってしまって、日本人は今までを全否定してそれに従ってしまうのがそのいい例だというのである。
そうだろうか?
確かに走狗よろしく、日本のそれまでを恥じらいもなく否定して、そのお先棒を担いだ者もいたことは間違いない。
しかし、日本人の全てがそういう考えでいたというのは、余りに皮相的な見方ではないのか?
そうではあるまい。悲しみや苦しみを乗り越え昇華して、先を切り開こうとするのだと思う人が多いのだと感じる。
アメリカの良い所を学び、それをモデルとして取り入れようとしたのだと考えた方が、より日本人を理解できる。

遣隋使や遣唐使により齎された中国文化のときもそうであったし、明治維新の時に西洋文明を積極的に取り入れたときもそうであったが、日本を全否定して、新たな文明一辺倒になってしまったということは一度もないのではなかろうか。
良いものは良いものとして評価して取り入れ、従来の日本文化と巧みに融合させ昇華して、より優れたものにすることができたのが日本なのだと思う。
カブレルだけではなく、同化してしまう潜在能力に優れているのである。調和ということが、根底で無意識にであっても働くのである。

戦後間もなくのことを思い出す。
甚大な被害を与えた戦争の相手国を恨んだり泣き言を言ったりしているより、生き残った者たちで何とかしていく為に力を合わせたのであった。
日本は大昔から、地震や津波、台風や火山噴火による被害を度々経験してきた。
そこからの復興のためには、泣き言なぞ言っている暇はなかったという歴史がある。
いい悪いを言っても仕方がないことに囚われているより、まず動いたのである。
和の精神・個人より公を優先・お互い様ということで互いを尊敬しあう精神、そういうものが自然に培われていた民族だから、いかなる困難も乗り越えられた。
その能力が戦後の焼け野原からでも立ち上がる潜在力であったのだと信じている。

2019年3月24日日曜日

先行きが不透明なのに消費税は上げても大丈夫なのか


景気はどうやら下向きなのではないのかとの危惧が囁かれ、米中貿易の問題もあれば、ブレグジットの決着もはっきりしない。韓国経済も全く見通しがつかない状態だとなれば、日本への悪影響がないとは言い切れない。
これで消費税の増税をしたら、せっかくデフレから脱却できそうになってきつつあった日本経済は一体どうなってしまうのだろう?

しかし、マスコミは一切それに触れない。
それはそうだろう。マスコミだけは消費税が8パーセントに据え置かれるということになっているから、痛くも痒くもないということなのだろう。
普段は正義の味方・弱者の味方よろしく、口を極めて政策の不備をを叩きまくるのに、消費税については、そんな気配は全く見せない。木鐸たらんとする気概を持ったマスコミ人はまず見なくなってしまった。
イデオロギーに毒され、偏向報道にまっしぐらになっているうちに、目が曇ってしまったのだろうか?本当に消費税をあげても大丈夫なのだろうか?

2019年3月23日土曜日

4千年の歴史というけれど


中国4千年の歴史というが、中国の王朝は度々変わっており、いずれも易姓革命であったから、
王朝が変わるたびに前王朝は否定された。
隣の根拠もなしに5000年の歴史を主張する国と違い、資料も遺物もしっかり残っているが、このように同じ歴史を繰り返す国土というのも珍しいと思える。
領土を広げ、近隣他民族を巻き込んでの支配に無理がありすぎるのかも知れない。

ざっと辿るだけでも、
 夏・商・周・ 秦・漢・(三国時代)・ 3 晋・(十六国・南北朝時代)・ 隋・唐・(五代十国時代)・  宋・遼・夏・金・ 元・ 明・ 後金・清・ 中華民国・ 中華人民共和国.となる。

いずれの国も最初の内は栄えたが、圧政に苦しむ農民の暴動により滅びた。
その殆どに宗教が絡んでいるという。苦しみを逃れるために宗教に縋ったのだろうけれど、それだけでは救いにならなかった。
秦・・・陳勝呉広の乱  新・・・赤眉の乱  後漢・・・黄巾の乱
唐・・・王仙芝の乱・黄巣の乱  宋・・・方臘の乱  元・・・紅巾の乱
明・・・李自成の乱  清・・・白蓮教徒の乱・太平天国の乱・義和団事件
現在の中国は、米中貿易戦争だけが大きく取り上げられているが、国内に目を向けてみると、
多民族への人権弾圧が酷いのだといわれているし、何よりも発展を遂げてくる間に生じた貧富の差が異常になってしまった。報道されないだけのことで、民衆の不満は鬱積しており、実は多くの暴動が各地で巻き起こっているのだという。
一党独裁の強権で抑え込むことができれば良いが、それが内乱や内戦にまでなったら大変なことになる。世界を見渡してみると、独裁国家はそれに苦慮している。
隣国でもあり、穏やかであってほしいと願うが、我々も、国際情勢という事に疎かであってはなるまい。

2019年3月22日金曜日

捏造歴史では通用しなくなってきた

ちょっと長いけれど、読んで頂けると、知らなかったことが判るようになるかも知れません。
学校で教えられた歴史とはかなり違う。

日本のように、遺跡や古文書が数多く残っていて、科学的にも学術的にも証拠立てた考古学的検証を基に確固たる歴史を持つ国に対し、韓国の学者が、日本は朝鮮が支配していたなどと、お花畑のような事実確認もままならない歴史を捏造し(資料がないので胡麻化し放題)主張しているのだという妄想に惑わされる必要は全くない。事実を検証できないで学者とは、笑止千万である。妄想は妄想でしかないということさえ分からないのでは、何ともなるまい。
彼らがその根拠としているのは、日本に朝鮮の地名が残っているからだとしているが、そんなのは当たり前である。朝鮮から日本に逃れて来た者たちが身を寄せ合って住んでいたからである。

面倒だとは思ったが、ざっと朝鮮の歴史を攫ってみた。捏造歴史を使って日本を貶めることに励んでいるより、事実を追求することが先ではないのか?
無知で、感情が納得すればそれで満足するような国民を増やしてどうするのか。
こんなくらいの歴史を調べることなら、韓国の学者にだって簡単にできそうなものだと思う。

朝鮮半島は、日本の縄文時代の頃は無人の地であったことは、地質学や気候学から見て明白なのだとされている。5000年の歴史なぞあるわけがない。
韓半島の南部には、日本に16000年前から住んでいた縄文人が渡って行って国を開いたのであり、中国の古文書にも、半島の南は倭の領土であったと明確に書かれている。
事実、日本特有の古墳が数多く起こされていることを見ても、彼らには反論できまい。

朝鮮が上から目線で、日本に文化を教えてやったのだなどと言い募っているが、日本に持ち込まれたそれらは、日本への「朝貢」関係上、献上されたものだと考えた方が説明がつく。
それ位、力関係に差があったとみる方が、説得力をもっているのである。

中国の『隋書』にも、「新羅・百済は、みな倭を以て大国にして珍物多しとなし、ならびにこれを敬い仰ぎて、恒に使いを通わせ往来す。」という記述があり、朝貢関係があったことをうかがわせる。

広開土王碑も倭については「百殘■■新羅を破り以って臣民と為すと記しており、この「百殘」を百済と見なし、辛卯年(391年)に倭に服属していたとする見解もある。
(wikiより抜粋)

当時の中国と日本の歴史書に
【百済は日本の属国】と有るのだから、日本の統治下にあったのだろう。
更にいえば、百済には、日本人自体も沢山住んでいたのだとされている。
建国前より一定数の倭人が居住(多民族国家)し、その後も日本列島や任那から倭人が百済に渡来・帰化している。後期に至るほど支配階級にも多くの倭人が登場する。

百済滅亡により、百済王と王族・貴族を含む一部の百済人が倭国に亡命し、一部が朝廷に仕えた。
(wikiより抜粋)

高麗は、918年に王建(太祖)が建国し、936年に朝鮮半島を統一して、1392年まで続いた統一王朝である。都は開城。その王建は、中国人である。
元来「高麗」は高句麗の後期における正式な国号であり、当時の日本や中国でも高句麗を「高麗」と称していたため、現代中国では区別のため王氏高麗と呼ぶ。
西洋諸国の言語において朝鮮を表す「Korea」、「Coree」などの語源ともなった。

古朝鮮とは、一般的に前漢武帝に侵攻を受ける以前の朝鮮をそう呼ぶ。

 まず、檀君朝鮮であるが、これは説話に出てくるだけのことで、ほとんど神話のようなお話であり、実在したかどうかはかなり怪しい。
檀君という神話上の人物が平壌城で建国したと韓国では教育され、この檀君が即位した年は、
BC2333年といわれていますが伝説の人物・国であるというとらえ方が、世界では一般的。。

 次に登場するのが箕子(きし)朝鮮。この王朝に関しても、まだ実在の確認はされていませんが「史記」や「漢書」によれば、中国の殷の移民が建国したということになっています。(?~紀元前194年)これもまた、中国人である。
当時の半島には野蛮人しかいなかったから、いとも簡単に建国できたのだといわれている。

 そして、いよいよお待ちかね、実在が確認されている
衛氏(えいし)朝鮮が登場します。(紀元前195年ごろ~紀元前108年)

 衛氏朝鮮は、中国の燕の出身、衛満(えいまん)によって建国された。しかし、この衛氏朝鮮も紀元前108年には、前漢の武帝(ぶてい)によって滅ぼされ、朝鮮半島の大部分は中国王朝の支配下に入ることになります。
紀元前108年に衛氏朝鮮が魏に滅ぼされると、朝鮮半島の大部分は長きに渡る中国勢力からの支配を受けることになります。前漢→後漢→魏→晋へと。

 そんな中、北から朝鮮半島へと勢力拡大を狙う国がありました。
 中国東北地方から出たツングース系貊族が建てた「
高句麗」です。
満州族(女真族)だということになると、これもまた他民族ということになる。

 この高句麗により313年、中国勢力の拠点であった楽浪郡が滅ぼされた。この頃は、中国の晋が滅亡する前後のことであった。さらに、帯方郡も滅ぼされ(高句麗によって滅ぼされたとする書と朝鮮の土着の勢力によって併合されたとする書がある)、これにより朝鮮半島から中国勢力が駆逐されることになった。

中国勢力を追い出した高句麗は、どんどん南へと勢力拡大を狙うに至った。この頃の朝鮮半島南部は小さな国々が集まり、馬韓(ばかん)、辰韓(しんかん)、弁韓(べんかん)といういわゆる三韓が小国国家郡をつくっていたが、高句麗の脅威もあり統一の機運が高まった。
 そして、馬韓が統一され建てられた国家が百済に、辰韓が統一されてできた国が新羅となった。ちなみに、弁韓の地は統合がうまく進まず、加羅諸国となったが、後に百済、新羅に統合された。

 これで、高句麗も簡単には朝鮮統一とはいかなくなった。朝鮮史上に残る「三国時代」の始まりである。漢江を境にして人種が異なる。北は満州人であり、南は韓人である。この漢江を越えて侵攻することは、双方にとって難しかった。
ちなみに、日本人と韓国人は違うのだという事は、DNAの解析により科学的に判っている。

三韓と呼ばれる地に住んでいたのは韓人。今の全羅南道と呼ばれている地域。韓国人は自分の思い通りにいかないとすぐに「差別ニダ」というが、その韓国人自身が、全羅南道出身者を差別していることは余りにも有名である。
それでも、4世紀後半、高句麗は中国の東北地方から朝鮮半島の北の大半を領土とし全盛期を迎えはした。
 しかし、これは中国にとってはやっかいであることに変わりはない。これ以上、高句麗には力をつけて欲しくはない。6世紀後半から7世紀前半に高句麗は、中国(隋・ずい)から再三に渡って攻撃を受けることになるのだが、この頃の高句麗は存外つよく、その攻撃を全て跳ね返した。

 その頃、南で着実に勢力を伸ばしている国があった。新羅である。新羅は、地図を見ればわかるように朝鮮半島の東側だから中国からは遠い。
ということは、中国にとって新羅は直接の脅威ではなかったわけである。新羅は、中国との良好な関係を保ちながら、百済、高句麗の領土を削っていった。
 この新羅の勢力拡大に脅威を抱いた高句麗は、百済と同盟を結ぶことになった。6世紀後半のことである。

 その頃、中国でも大きな動きが起こった。隋が滅び、かわり唐が中国を支配するようになった。この唐と新羅は同盟を結ぶことになる。660年のことである。
 唐と手を組んだ新羅は、さっそく連合軍を率いて百済を滅亡(6608月)させた。
この戦いは、日本も大きく関わっていた。白村江の戦いである。日本は百済を助ける為に大軍を送り込んだが、残念ながら敗退し、以後、半島からは手を引いた。日本は良い決断をした。この半島に関わっていると、ろくなことがない。

中国の後ろ盾を得て、
668年に新羅は高句麗も滅ぼした。
しかし、この新羅が今度は唐にとっては目障りになることは、最初からわかっていることなのに、そんな基礎的な読みもできなかったというのが愚かといえば愚かだった。
共に戦った新羅と唐が、670年には戦争状態になり6年続きますが、676年に平壌に設置されていた唐の安東都護府(あんとうとごふ)が遼陽(りょうよう)まで撤退すると、新羅による朝鮮半島の統一が達成された。当時の国王は文武王(ぶんぶほう)。
676年に新羅によって朝鮮半島初の統一がなされたが、8世紀末から9世紀まで王位継承の争いが起こり、地方でも農民が反乱を起したり、飢饉に見舞われたりと新羅は国力を失って、後三国時代といわれる時代になる。
この争いを制したのは高麗。高麗は935年に新羅を併合すると、936年には後百済を滅ぼし朝鮮半島を統一しました。

 高麗の建国者は
王建(わんごん)。首都は開城(かいじょう)。この王建も、クーデターによって国を建てたのである。
当時、高麗は青磁(せいじ)という陶磁器を輸出し世界に名を知られたが、この高麗王朝も、家臣であった武将・李成桂の裏切りにより滅びた。
 李成桂は、1392年に自ら高麗の王に即位し、国号を「朝鮮」としたのだというが、国号については中国にお伺いを立てた結果、与えられたものだともいわれている。意味は、朝=貢物・鮮=少ない、要するに貢物が少ない国だとして見くびられてのことであったという。
以後、数百年にわたり属国の時代が続いた。
日本が日清戦争に勝ったことで独立できたのだが、それを祝って作られた「独立門」を、いまの韓国人は日本からの独立を記念して建てられたものだと信じているという愚かさである。
もう一つ、彼らが目を背けて見ないようにしているものに恥辱碑というのがある。
中国が明から清に変わるとき、なにを思いあがったのか朝鮮は清に対し敵対的な行動をした。
怒った清が朝鮮に攻め入ったのであるが、朝鮮王は逃げ回るばかりで、ほんの数日で降伏しざるをえなかった。
宦官の掛け声に従って地面に這いつくばり、許しを乞うための三跪九叩等という屈辱的な礼をとらされた。
その屈辱を忘れないために朝鮮が記念碑を建てたというのなら解らなくもないが、「この恥辱を忘れるな」ということで、清に命令されて建てた碑なのである。
恨みを忘れないというのが韓民族だというなら、これを忘れて中国に擦り寄るような姿勢をとる今の韓国人をどう理解したらよいというのか?
恨みというのもご都合主義だということなのか?

ちなみに、朝鮮という呼び名は、以前にも「箕子朝鮮・きしちょうせん」や「衛氏朝鮮・えいしちょうせん」という呼び名があるため、日本では、これらと分けるために李朝朝鮮または李氏朝鮮と呼ぶ。
韓国は、自力で戦って独立しようとしたことはなく、日本が日清戦争を戦ったことで折角中国からの独立できたのに、その後も、ロシアからの南攻に立ち向かって国を守るという気概を持つことができなかった。
いつも強国の後ろについて戦うことしかしなかったから、自分たちが前面に立つ勇気が育っていなかったのが情けない。せめて日本と同盟を結んででも国を守ろうとする姿勢を見せていたら、併合なぞされなかったであろうに。
やむなく、日本は国防のために、日本の国力に数倍するロシアと、国の存亡をかけて戦わざるを得なかったのだが、韓国と同盟を結んでいたら、彼らは足手まといにしかならなかっただろうから、それでよかった。歴史が示す通りということになる。