2019年4月3日水曜日


どう考えてみても、日本にはヤマトコトバと呼ばれている日本語というのが元々あったのだと思う。それを表す古代文字も存在していたと考えた方がよさそうなペトログリフ等の発見が多々なされているし、古代文字と呼ばれたり神代文字と呼ばれる文字もある。
何らかの都合があって、それらの文字に替える漢字を取り入れる選択をしたのではなかろうか?

凄いと思うのは、もともとあったヤマトコトバと、漢字の表音・表意を対応させて有効に使えるようにしてしまったことである。
音読み訓読みを工夫したこともそうであるが、融合のための凄まじい努力があったのだと思える。
それを教えられたことはないが、日本語における平仮名で表される音には、その一音一音に意味があったのだという。
例えば「あ」は自分のこと、漢字にすれば「吾」相手のことは「な」で表していたようである。
平仮名だけでは区別がつけにくいものがあったことは容易に推測できる。
2音繫がった音、例えば「はし」などは、それだけでは橋なのか端なのか箸なのか判らない。
「はな」も、花なのか鼻なのか端なのか区別がつけにくいが、漢字はそれらをクリヤーした。

日本語は、漢字の音・訓、ひらがな、カタカナが混在するから、習得が難しい言語だとされるが、
文字を手書きするスピードを考えなくてはならなかった時代であればともかく、PCで対応できるようになった現代は、利点が多いのではなかろうか。
速読をやった人は理解できると思うが、一目見て一頁に書かれているくらいの内容は、即座に理解できてしまう。そんな言語は他にはあるまい。
膨大な量の情報を短時間で処理するに適した言語なのではないかと思う。

ひらがなには意味がある 林英臣・・・という youtube を見て感じました。


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