2021年4月30日金曜日

堂々と論戦すればよいのに

 

参院憲法審査会の幹事懇談会で与野党は26日、同憲法審を28日に開くことで

合意した。

実質的な審議の開催は20182月以来で、32カ月ぶりとなる。

この間、野党は言を左右にして審議に応じてこなかったのであるが、議員であれば堂々と審議しなくてはならなかったのではないのか。

衆院の憲法審では憲法改正の手続き法である国民投票法改正案が審議されており、衆院で採決される可能性も踏まえて開催されることになったのだと言えよう。

28日の参院憲法審では、各会派の意見表明と憲法について自由討議を行う。

改正案をめぐっては、衆院の憲法審で、与党側と一部野党が改正案について早期の採決を主張。一方、立憲民主党は、CM規制の課題などを挙げて慎重姿勢を崩していない。

改正案の成立には、衆院で採決後、参院で審議したうえで採決する必要があるが、今国会の会期末が616日に迫る中で審議時間は限られている。

与党側は、大型連休明けにも衆院採決に持ち込みたい考えで、与野党の協議が続いている。

26日の参院憲法審の幹事懇後、自民の石井準一・与党筆頭幹事は「1回きりということではなく、しっかりと国民の目線に合った憲法審査会を動かす努力をこれからもしたい」と強調。そのうえで、改正案が参院に送られた場合は「しっかり参院らしく中身を精査したい」と語った。

一方、立憲の那谷屋正義・野党筆頭幹事は開催合意について、「与野党ともに波静かな中で決まったということは一歩前進」と評価。ただ、改正案について「採決は時期尚早だ」と与党を牽制し、野党の修正案をのむことが条件だとして「(衆院で)CM規制がしっかり議論されて参院に送られるか注視する」と語った。

前進かもしれないが、議論が尽くされるような動きが期待できそうに思えない。

 

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私が書いた小説 「夏風越の(なつかざこしの)」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887709936/episodes/1177354054887713218

「鵯越え」・・・・「夏風越の)」の続編です

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「くぬぎ越え」・・・夏風越の)」の続々編です

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「遺された難所 疎にして越え難きもの」

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2021年4月29日木曜日

記紀を否定したいのかも知れないが

 

未だに日本人の先祖は朝鮮からの渡来人だと思い込んでいる人が多いのだという。

しかしDNAが全く異なるのであることをどう説明するのだろう。

かの国とは歴史が違うとはいえ、民族的な価値観もあまりに違い過ぎる。

それなのに、何としてでも日本は朝鮮半島経由での渡来人が先祖で成り立っているとしたい変な歴史学者、あるいは考古学者がいて、様々な仮設を立てて彼らの思い込みを押し付けようと試みてきたが、如何に言葉上のやりくりしようとも、事実に反することから齟齬をきたしてしまい、土台無理なことなのではないのかと思えてならない。

どう考えても辻褄が合わない仮説を巧妙につなぎ合わせて、もっともらしく説いてみても、彼らが否定する記紀を彼ら自身が都合よくつまみ食いして説を組み立てているから、彼らの論理矛盾は徐々にではあっても覆されつつあるが、歴史の訂正はなかなかなされない。

思い込まされてしまったことは根深く残っているということなのか、それとも自分が思い込んでいることを他の人をも思惑通りに思い込ませて誘導したいという勢力が強いのか、何とも不思議な現象というしかない。

 

日・中に存在している歴史書や、発掘などによる考古学的発見、あるいは科学的根拠が明白に出てきても、それが進まないのはなぜなのだろう?

朝鮮に存在していた王国の人質として日本に来ていた王子たちよりも後世に、渡来人が日本を制したことなぞ、常識的に考えてもありえないのである。

倭王権と朝鮮半島の関係については、 4世紀中ごろから始まる高句蕊 ・百済 ・新羅 3国の本格的 対決に乗 じて、洛東江流域の弁辰の地に、朝鮮半島の拠点 ・任那をもったと考えられている。

即ち、日本の方が先に存在していたことになる。

韓国5000年の歴史と言い張るが、それを証明できるものはなく、日本には16000年を超える縄文時代からの歴史がある。

まず、崇神天皇65年の条の 「任那国の朝貢」、垂仁天皇 2年の 条の 「御間城天皇 (崇神天皇)の御名をとって爾摩那国と謂 う」と云う記事がある. しかし、任那の名称が、外国の史料に実際に登場するのは、414年建立の高句麗広闘士王碑文の 2 9行にみえる 「任那加羅」とあるのが初見であり、これに次ぐのが中国正史 『末書』倭国伝の元嘉 2(425)年から20(443)年の間の倭王珍の記事である

日本書紀「神功皇后紀」の記事は、三国史記「百済本紀」の記事、石上神宮蔵の七支刀錯 文など総合して推考すると、次の記事がおよそ史実を伝えているものと考えられる。

(336) 卓淳国へ斯摩宿称を遣使 斯摩宿称、百済へ爾汝移と卓淳人過古を遣使(367) 百済王 (肖古王)、久磁 らを通わして朝貢(369) 新羅へ出兵、任那諸国を平定、(371) 百済王 (肖古王)、再び久液を通わして朝貢 百済へ千熊長彦を久蟻に副えて遣使(372) 久犠 ら千舟旨長彦に従って詰り、七枝刀1口などを献上 従って、大和政権は、4世紀後半ごろから朝鮮半島南部にしばしば勢力を伸ばし、倭の五王の時代 には、任那加羅などの支配権を握 り、中国王朝にこの諸国の除正を求めたものと考えられる。

ここに記される r日本書紀』の神功紀以後の紀年は、那珂通世氏が上古年代考で、近肖古王以 6人の王の崩年を日本書紀と朝鮮の史料東国通艦 (1485年完成)とを対比 し、干支を二道 (120)下げることによって一致することを明らかにしたものである。 また、日本書紀の任那日本府関係の記事には、 「百済本紀」などを引用、継体天皇 (509)年の条に 「久羅麻致支弥が日本から来て、任那の日本の県邑に在る。」 欽明天皇 (541)年の条以下の任那復興会議の記事に、 「任那日本府に会いて相盟いき」などが ある。 日本府の名称は、任那に置かれた大和政権の支配組織、あるいは出先機関と考えられがちであるが、 研究の進展によって、 次第にその実態が解明されつつある。日本府の 「府」は、朝鮮語の訓が 「街」 と同じであり、 「在京 ・在外の大邑」とほぼ同じ意味であると云われている。

江上波夫氏は、従来の任那に関する所論を批判し、考古学 ・神話学 ・民族学 ・東アジア史の立場を 総合 して騎馬民族征服王朝説を提唱した。この説は、江上政夫氏が昭和23(1948) 5月に民族学の 岡正雄氏 ・考古学の八幡一郎氏 ・文化人琉学の石田英一郎氏 らと 「日本民族-文化の源流と日本国家 の形成」というテーマでシンポジュームをもった折に発表したものである. その所説は、 4世紀後半の考古学的事実を前提に、 5世紀になっても国土統一途上にあった大和朝 廷には、4世紀に朝鮮半島へ出兵するはどの勢力は存在 し得ない。後期古墳文化にみられる北方系騎 馬民族文化の様相は、部分的 ・選択的なものではなく、騎馬を常習とする民族が、馬をともなって日 本に入ってきたものと思われる。すなわち、日本国家の起源は、東北アジアの騎馬民族による征服に あったというものである。 このシンポジュームの記録は、翌年民族学研究」第13巻第 2号に集録され、江上氏はその後改訂 増補 して日本民族の起源を刊行し、さらに、昭和42(1967)年に自説を補強して騎馬民族国家 を発表し、所論の概要を序文の中で、 「農耕民族の歴史的頬型は、弥生時代から古墳時代前期の日本にきわめてよく即応するが、古墳時 代後期 (応神朝以後の大化前代)には、本質的に合致 しない。一方後者は、騎馬民族の歴史的類型とくに征服王朝のそれにすこぶるよく照合することを知ったのである。その比較研究の結果は、古代 日本の歴史は騎馬民族型、とくに征服王朝型を示したのである。」と説明している。

2021年4月27日火曜日

原発事故は恐ろしい

 

日本の放射性処理水の海洋放出について韓国が大反対をしているが、その韓国内での原発が極めてお寒い状況下にあることは報じられていない。

 

韓国では産業構造上電力の確保に原発なしというわけにはいかないが、原発に規格外の不良部品を使っていることから、事故が絶えないのだという。

韓国人の核物理学者で現在、米ワシントンのシンクタンク「天然資源防衛委員会」(NRDC)の上級研究員を務める姜政敏(カン・ジョンミン)博士(51)らが韓国の原発事故を想定しシミュレーションをした報告があるのだという。

カン博士らがシミュレーションの舞台に選んだのは、韓国南東部、釜山市の海沿いにある古里(コリ)原発である。古里は、1978年に1号機が完成した韓国最古

の原発で、韓国内で商業運転する25基のうち7基が海沿いに並ぶ。

ここでは原発の運転で生じる「使用済み核燃料」を、各原子炉に隣接する貯蔵プールで冷却、保管している。しかし、使用済み核燃料はどんどん増えており、間隔を詰めて「密集貯蔵」している。このうち古里3号機には、韓国の原子炉別では最も多い818トン分の使用済み核燃料(2015年末)が貯蔵されている、とされる。

 カン博士は、もし災害やテロなど、何らかの原因で電源が喪失し、使用済み核燃料を冷やす機能が失われ、温度の急上昇で火災が起きたらどうなるのかとして研究したのだという。博士らは、この3号機の使用済み核燃料プールで冷却機能が失われ、燃料プールの水位の低下で使用済み核燃料がむき出しになって火災が起き、さらに建屋内に水素ガスが充満して爆発した事態を想定。使用済み核燃料に含まれる放射性物質セシウム137が次々と気体化して大気中に放出された場合、どのよう

に拡散するかを検討した。

15年1月1日に事故が発生したとし、それから1週間の実際の天候状況や風向き、風速などをもとにセシウム137がどのように拡散し、地表に降下するかをコンピューターで計算。放射線防護に関する国際基準などをもとに、避難を余儀なくされる地域の面積と人口、さらにセシウム137の半減期にあたる30年を超えても避

難し続けなければならなくなる地域を算定した。

 その結果、明らかになったのは、最も大きな被害が予想されるのは、原発事故の当事国である韓国ではなく、日本になるということだ。韓国では最大54000平方キロメートルが避難対象地域になり、最大2430万人が避難を余儀なくされる。これに対し、日本では最大67000平方キロメートルが避難対象地域になり、最大2830万人が避難を迫られる、というシミュレーション結果が出た。被害は南北軍事境界線を挟んだ北朝鮮や中国など広範囲に及ぶ。セシウム137の半減期である30年が過ぎても引き続き避難したままとなるのは最悪の場合、韓国では19

00万人、日本は1840万人、との計算結果が出た。被害総額は2000兆円にも及ぶ。

ケンチャナヨ精神で運営されている原発での小規模事故は多発しており、いつ大惨事に結びついても不思議ない状態だというから恐ろしい。

他国のことに口出しする前に、自国内での対応を図るのが先ではないのか。

2021年4月25日日曜日

そろそろ真剣に考えなくてはならないのではないのか

 

 国際的な安全保障環境も変わり、経済関係も変わってきている。国内的にも家庭環境や親族関係、さらには性に対する認識にも変化が表れてきている。

憲法を改訂するのが良いのか悪いのかは定かではないが、議論すら拒否して検討の場さえ無いままでいいとは思えない。70数年も触れないでいれば、不都合なことが出てきても不思議はない。

憲法は状況に応じ、改正を重ねながら国民と国家を守る統治の基本的なルールなのだから、不都合があれば適したものに変えるべきであり、少なくとも世界はそう考えている。

中国や北朝鮮の脅威が増大し、東日本大震災など国家の危機に現行憲法が対処できなかったことが明白なのに、現行憲法を不可侵の大典として指一本触れてはいけないかのようになっているのはおかしなことだと思えてならない。

日本国憲法は改正が極めて困難な憲法といわれるが、世界の憲法改正動向を見ると、諸外国は状況に応じて柔軟に憲法改正を図っている。一度も改正が図られていない日本国憲法は内外の諸困難に対応できないまま未改正の成文憲法では世界最古の法典となっており、今や世界から取り残されつつあるのではないのか。

 諸外国の憲法改正状況を見てみるに、1787年に制定された米国合衆国憲法は1992年5月までに18回改正し、この間27カ条を追補した。ベルギーも1996年3月から2008年12月までに24回改正。ルクセンブルクは09年3月までに34回、ドイツは09年7月までに57回、フランスも08年7月までに24回といった具合である。

世界の趨勢は、憲法を状況に応じて柔軟かつ頻繁に改正を図っている。日本国憲法は世界の成文憲法を保有する188カ国で古い方から14番目で、改正されていない成文憲法のなかでは「世界最古の法典」となっている。

改正を阻む最大の理由は、現行憲法96条に衆参両院で総議員の3分の2以上の賛成がなければ改正の発議すらできないことだといわれるが、議論することさえ拒否する動きを鮮明にしている組織の力が強いからではないのか。

世論調査では憲法改正を支持する国民は半数を超えていると言われもするが、国会の一院でわずか3分の1を超える反対があれば頓挫し、“門前払い”となってしまう。

2021年4月24日土曜日

人智を越えたものにはおまじない

 

おまじないというのがある。人智を越えたところにあるものには神に願うしかない。

呪というのは元々「祝」と同様に、祭壇の前で神に祈りを捧げるという意味で用いられたものだといわれる。「おまじない」なら良いが「のろい」となると扱いが違ってくる。

「兄」という字は兄弟の兄ではなく、頭の大きい人を表しているのだという。
兄は祭壇の前で祈りをささげる頭の大きい人、すなわち神主あるいは祭主を意味していることになる。口偏は、人が神前で祈りを唱えている状況。
幸いを祈る場合には、「祝」を用いるが、この場合の「ネ」は祭壇などを表している。「示」は、お供え物をのせる三宝を意味したり、神を祀る場所そのものを意味する。祭壇に跪く姿を「祝」とし、口から発せられる祝詞そのものが「呪」と考えられる。
それがいつの間にか「呪」は敵に打ち勝つための言葉と変わり、やがて人を傷つける言葉「呪」となって分離されていった。「祝」は良いことを「呪」は悪いことを祈るといったように使い分けられるようになったということになる。

子供の頃の「おまじない」といえば、物事がいいほうに運ぶためのものであった。

口に出すと、その言葉はエネルギーを持っていて独り歩きすることがあるようです。

それだけに言葉には気を付けなければならない。「人を呪わば穴二つ」といわれるように、それは必ず自分に返ってくる。

2021年4月23日金曜日

仲良くできるように考えた方が良いのでは

 

どう見ても、韓国には残念ながら自国が戦い取った独立という歴史はなくて、長きにわたって他国の属国であった。

日本に支配されたというが、自ら独立国たろうとする気概がなく、常に中国やロシアからの圧力に負けて、事大主義に従って日和っていたのであり、日韓併合も日本が侵略しての結果ではなく、朝鮮側が望んで条約を締結しての結果である。国際的にも承認されていたことである。

日本が大東亜戦争に敗れ、棚ぼた式に独立できて70数年。

地政学的に強国に挟まれていて戦いができなかったやむを得ない歴史があるのは恥ではない。

口先ばかりでなんとかしようとしていたのが、残念なだけである。

 

独立を果たした後、日本やアメリカの援助があって現在があるのは恩義に感じて然るべしであるのに、別段恩を返せなどと言ってもいないのに、反日反米を煽ることでしか自国内をまとめられなくしてしまったから、いつまでたっても国際的に信用される国になりえないでいるのではないのか。

まあ、独立門の歴史でさえ知らないような国民を育てた捏造教育を徹底されているのでは無理もないし、この先も変われるとは思えない。

過去は過去として、独立後は自分たちも努力して国を繁栄させたのだと自信をもって主張すれば、世界の評価は変わる。

変なプライドにこだわって、二股外交などに勤しむから、にっちもさっちもいかなくなるのではないのか。

日本もあきれ果てて手を引く動きになってしまっているし、頼りの北朝鮮や中国からも相手にされなくなっている。これで米国が韓国を見捨てたら、国が立ち行かなくなることを解っているのだろうか?

約束を守らない国だとの評価が下され、経済的にも外交的にも孤立の道を進むしかないとしたら、何とも情けなさすぎよう。

これだけ蔑ろにされてもなお、日本には親韓を唱える者が居るうちに、考えを改めた方が良いと思うのだが・・・

2021年4月22日木曜日

もう病気だとしか思えない

 

お隣の国は条約を守ることもできず、国内法も感情にまかせて違反することに平気だから、火の病を起こして騒げば騒ぐほど、国際的に孤立することになる。

福島第1原発の処理水の海洋放出に抗議する団体が、韓国・ソウルにある日本大使館前の路上を不法に占拠し、ウィーン条約違反の状態が続いている。 日本大使館前では、16日から、処理水の海洋放出に反対する学生団体が座り込みを続けているが、許可なしでの座り込みは、韓国の法律違反にあたる。

あろうことか女子学生30数名が剃髪パフォーマンスをしたというが、愚かという以外に言葉が出ない。

改めて言うまでもないが、ウィーン条約は受け入れ国に対して大使館の安寧を守ることを義務づけていて、これにも違反している。 日本大使館は、韓国政府に対応を強く要請し、警察は団体を排除しようとしたが、与党の国会議員3人が警察に抗議したために排除できず、ウィーン条約に違反した状態は、今も続いている。これで法治国家といえるのか。

加藤勝信官房長官は19日午後の記者会見で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出決定をめぐり、韓国の学生団体がソウル市内の日本大使館前の路上で16日から続ける抗議デモについて「韓国政府、現地警察当局に対し、座り込みデモの撤去を要請するとともに、警備態勢の強化を申し入れ、適切な対応を要請している」と述べた。

 一方、2018年度に韓国の原子力発電所から海洋放出された放射性トリチウムを含む処理水の量は202兆ベクレルで、同年度に日本が放出した110兆ベクレルの約2倍だったことも明らかにした。韓国側のデータについては韓国水力原子力発電会社がホームページ上で公表する数値を論拠とした。

 加藤氏は、放射性トリチウムを含む処理水について「韓国を含む世界中の原子力施設においても、各国の規制基準に沿ってトリチウムを含む液体廃棄物を放出しており、その周辺でトリチウムが原因と考えられる影響は見られていない」とも説明した。

韓国の原発は日本の6倍にもなる放射性廃棄水を既に海洋投棄しており、未だに汚染地下水は垂れ流しにしていることには知らんふりをしている。

まだ放出もしていない日本に反対した煽りを受けて、自国の海産物が消費者から買われなくなっているというから、なんとも収拾のつかない国であるということか?

2021年4月21日水曜日

真剣にやってきた人たちは怒るわな

 

長年月かけて科学的に検証し、政治的に決断したものを、根拠も示さず感情的に反対のみを煽るのは、放射能というものに恐れを抱いている人たちを恐怖による支配下に組み敷こうとしている思惑のようにしか思えない。

言論の自由というのはあるにしても、事実に基づかない主張が含まれているとしたら、そこは真摯に反省し、訂正あって然るべしだと思う。

 

衆議院・細野豪志議員(49)が18日、ツイッターで福島第一原発の処理水海洋放出をめぐるTBS系「サンデーモーニング」の報道を批判したという。

名指しでそれをしたというのは、よほど思い余ってのことのように思える。 

細野氏は同番組内での中央大学・目加田教授のコメントを問題視。「サンデーモーニングの処理水についての目加田説子氏のコメントがひどい」と抗議した。

また「『海洋放出以外の方法やコストを検討していない』というが、→ALPS小委で散々やった。さらには、『処理水の放出を認めたら燃料デブリもしそう』と言い放ったのに対しても→同列に扱うわけがない」。とした上で、「全く前提知識のない人を知識人として地上波でコメントさせる弊害」と番組内での目加田教授のコメントと事実関係を解説しながら、その姿勢を批判した。ちなみに目加田氏は政治学者である。

細野氏は民主党時代、原発事故及び再発防止担当大臣を務めるなど、原発問題に長く携わってきている。

目加田氏は番組で「トリチウムの半減期は短いので、健康には大きな被害はないんだと言われてますが、分からないこともたくさんある。そうではないという研究者もいる」と前置きし、その上で「海洋放出以外にオプションはなかったのかな。どんなことを検討して、それぞれにどれだけのコストがかかるのかとか、最終的に海洋放出に至ったという経緯の説明もほとんどないというのはあまりにも乱暴では」とコメントしたのだという。さらに、「海洋放出をスルーしてしまえば、膨大な放射性廃棄物の処理も今後『いいんじゃないか、捨てちゃえ』っていう話になりかねない」とも語っていた。このコメントの方が乱暴なのではないのか?

細野氏は「『海洋放出以外の方法やコストを検討していない』→ALPS小委で散々やった」。「『処理水の放出を認めたら燃料デブリもしそう』→同列に扱うわけがない」とそれぞれについて反論。「全く前提知識のない人を知識人として地上波でコメントさせる弊害。」と逆に批判した。

細野氏は2011年の東日本大震災後に、民主党政権下で原子力発電所事故再発防止・収束のための内閣府特命担当大臣を務めていた。

2021年4月20日火曜日

言うことやることが信じられないから

 中国には「上有政策、下有対策」という有名な言葉があるのだという。

元々は国に政策があれば、それに従いたくない国の下にいる国民には、その政策に対応する策をすぐに考えるという意味だが、実情は「国の決定事項について人々が抜け道を考え出す」という意味で殆どが使われている。

要するに、法律があっても守る気がないということになる。

「虎も蠅も叩く」と言って不正を摘発すると大見えを切ったが、虎とは共産主義権力内の大物幹部であり、蠅は木っ端役人のことなのであろうが、そのいずれも対象とするのは自分の政敵であって、自分の陣営に属する者には手をつけない。

その側にあるものは当然のように、公権力の商品化を考える者が出てきて私腹を肥やす。

権力を資本として儲けを狙う者と結託して利益を追求することでますます権力を強めるが、それを取り締まる方法がない。

自分にメリットがあれば、役得とばかりに自分の手にある「権力」を利用して、消費者を抱き込むことは下々に容易に見透かされているから、権力者に取り入ることができれば勝ちという性根が育ち、改められることはない。

それに伴って助長されるのは、嘘を言っても平気という民度。

上から下までそうなるから、自国内で収まっているうちは良いにしても、他国にまでそれを通用させようとするから始末に負えない。

最後には軍事力にものを言わせる気満々なのが露骨になりすぎたから、世界諸国が用心し始めたのである。

2021年4月19日月曜日

金棒がないと身が守れない

 

鬼に鉄棒ではなく、鬼に金棒。

鬼に金棒(おに に かなぼう)」で知られる鬼が持つ金棒は、金砕棒のことである。

そもそも鬼は牙と角を備えていて、他に類を持たない強さを誇る。それが金砕棒を携えたら、もはや最強である。

日本はODAによる援助を皮切りに、経済的にも技術的にも中国との友好と発展のために尽くしてきたが、それで得た利益を軍備の増強に振り向け、それを日本や近隣諸国への脅威として使うようになってしまっている現状をみると、これまでの接し方に問題があったのだとするしかない。

企業が中国に進出して経済発展に貢献したが、そこで挙げられた利益は国外に持ち出せず、進出した企業の技術やノウハウも抜き取られ放題抜き取られた。

目先の利益ばかりを重視していればそうなる。

共栄はこちら側の希望であったが、結果は逆になっている。

世界で通用する商慣習は無視し、中国だけに有利に働く現状は、看過できなくなっている。

平和の方向に向かうなら文句はいえないが、香港やチベット・ウイグルに対する圧政を見ていれば解る通り、見過ごしていればいずれは自由など話題にもできなくなる。

最小限でも、尖閣や台湾などへの侵犯は防がなくてはならない。

日本はそろそろ金棒を本気で持たなくてはならないのではなかろうか。

2021年4月18日日曜日

寺社でよく目にするが

 

寺社、ことに密教系の寺を訪ねると曼荼羅というのを目にする。

有難いものとして敬いはするが、それが何であるかを知る人は殆どいないのではなかろうか。

曼荼羅とは、仏教の中でも特に密教で考えられている世界を絵柄で表したものだという。

曼荼羅には幾つかの種類があり、宗派などによってその絵柄や世界観には違いがあるのだとか。

日本独自の宗教である神道系の垂迹曼荼羅というものまであるから、その種類や内容は多岐にわたるが、一般的には密教の幾何学的な図柄の曼荼羅を示している。

代表的なものは大日経を示した「胎蔵界曼荼羅」と金剛頂経を示した「金剛界曼荼羅」。
それぞれの曼荼羅によってその内容や表現方法には違いがあるが、どの曼荼羅でも単純な絵柄ではなく、その絵柄や文字が意味をなしており、世界観・宇宙観・悟りの境地などがわかりやすく示されているのだというが、それを知ろうとする人は少ない。

曼荼羅は、サンスクリット後のmandalaの音写したもので、本来の意味としては「本質・中心などを持つもの」として表現されてるのだという。

仏の名前が一杯描かれているから、一般人の理解を越える。

2021年4月16日金曜日

自国内でバレても大丈夫なのだろうか

 

外国の要人たちは、表の顔と裏の顔がありすぎるように思えてならない。

自国民に向かう顔と実態に差があるから、どう判断したら対応できるのか理解しがたい。

 

裸官(らかん)とは、中華人民共和国の海外亡命する官僚のことを言う。「裸体官員」又は「裸体做官」の略語とされる。主な亡命先は、アメリカ合衆国、カナダ。

配偶者や子女などの家族を留学等の名目で外国に居住させる、または出産旅行によって子女をアンカーベイビーにさせ国籍(市民権)を取得させ、国内で汚職などによって不正蓄財した財産を外国に送金し、本人は官僚として単身で中国国内にとどまっている者を指す。単身赴任の逆のような状態とも言える。中国で不祥事が発覚したら、本人は家族が待っている外国へすばやく逃亡(亡命)し、不正蓄財も差し押さえられないような状況にしているのである。

家族の滞在先である外国は米国、イギリス、カナダ、オーストラリア、フランスなど、移民を受け入れやすく中国と犯罪人引渡条約を締結していない西側先進諸国。滞在先には裸官の家族らによってコミュニティーが形成されており、「裸官村」と呼ばれることもある。中には、裸官の愛人も海外に住まわせる例もあり、愛人が集中しているコミュニティーは妾村と呼ばれることもある。

アラスカでの外交会議で、米国には高いところから見下すようにして中国に物を言う資格はないし、中国人はその手には乗らない」と、ブリンケン米国務長官らに対して、反米感情をむき出しにした捨て台詞を吐いた楊潔篪(ようけつち)氏は、その実、夫人と娘は米国のマンハッタンの高級マンションに住んでいる。

一人娘の楊家楽さん(32)は米ワシントンにある私立のシドウェル・フレンズ・スクール高等部に入学し、卒業後は、名門エール大学に進んだ。高校、大学ともに奨学金を得ており、その額は7年間で42万ドル(約4620万円)に上るとみられ、いくつかある住まいは億を超える額のものだという。

日本に関連するものは全て洗い出して排除しようとしていり文政権のことも、表裏がありすぎるように思える。日本嫌いの文大統領の・ダヘ氏が日本の国士舘大学に留学していたことは有名だし、夫人の金正淑氏も日本の茶道にはまっていることはよくしられている。自分のことは棚にあげることができるのか気がかりである。

2021年4月15日木曜日

韓国への影響は無いと思うが

 

福島第一原発の処理済み放射性汚染水は、除去不可能なトリチウムのみ含んでいるものを、今後10年かけて分割して海洋投棄されることになる。

日本憎しの韓国が殊更に問題視して大騒ぎしているが、そういう韓国の「月城原発」の汚染水は、日本の6倍もの量を既に日本海に廃棄しているのであり、更に付け加えれば、今も漏出中であるという汚染物質を含む地下水は、日本海に垂れ流しなのではないのか?

日本海から捕れる蟹やノドグロを食べて健康被害が出ているという事例は聞かない。

韓国も自国の前の海から被害が出てはいないとしたら、太平洋側への放出が韓国に影響を及ぼす可能性は極めて低い。難癖だけのことにならないか?

日本の海洋への放出はIAEAも了承しているし、影響があるかもしれない米国も賛同している。

トリチウムは自然界にもある物質で、食物連鎖もほとんどないと言われている。

NHKが放射性廃棄水と意識的に報道した文言をつかったのは、韓国への応援の意図でもあったのだろうか?流石のNHKも嫌々ながら訂正記事を出したらしいが・・・

2021年4月14日水曜日

経済的利益ばかり優先させていては判断がくるう

 

織田信長は六天魔王と呼ばれ、残虐非道な武将として語られることが多いが、本当にそうだったのだろうか?

もしそうだったとしたら、多くの武将を従えて天下統一なぞ図れなかったと思える。

 

桶狭間の戦いに臨み、天下の警察たる弾正家の誇りの為に大義を通そうとして、今川義元に挑む出陣前に舞ったという敦盛は、信長の心中にある敦盛への共感を表わしたものであり、強敵の前に死をも覚悟したのだと思う。それを見た家臣団が奮い立たないわけがない。

 

敦盛は、平家棟梁である清盛の弟の経盛の末子。

平家一門が皆、官職に就いていく中、一人無官であったために無官太夫と呼ばれていた。

敦盛は笛の名手で、祖父忠盛が鳥羽天皇からもらった笛を父・経盛を経て与えられ、それを譲り受けていた。

源義経の奇策「鵯越えの逆落とし」で平家は混乱に陥り逃げ惑っていたとき、40歳を超えていた熊谷直実であったが、まだまだ血気盛んで良き敵を探していた。

見ると1騎の武者が馬を海に入れ、沖の船に向けて泳いでいた。

その武者のいでたちは、鶴の刺繍がされている衣と萌黄の鎧を着て、金色の太刀を持ち、灰色に円い斑点が付いて銭を連ねた様な模様の連銭葦毛の馬にまたがっていた。

直実は叫んだ。「よき大将軍と思われる。卑怯にも敵に背を向けるか!返せ、戻せ!」の声に応じて、敵わぬ敵将と知りながら引き返してきた武者を波打ち際で取り押さえた。

首を切ろうと兜を脱がすと、薄化粧をし、お歯黒をした我が子と同じ167歳ほどの美少年だった。

 「あなたはどのようなお方だ!名乗りたまえ!助けてやる。」と直実。

「まずそなたから名乗れ!」

「まだまだ知られてはいないが、武蔵国の熊谷直実と申す!」

「あなたにとって良い敵だ。名乗らなくても首を取って人に尋ねてみよ!さあ、首を取れ!」

「あっぱれな大将軍!あなたを打ち取ったとしてもこの戦の勝敗が変わるわけでもない。この戦いで我が子が傷を負い、私はとても悲しかった。あなたの父が、あなたが討たれたと知ればさぞ悲しむことでしょう。お助けします。」

しかし、後ろを振り向くと50騎ほどの味方の軍勢が近づいてきている。

「ああ見て下され。お助けしたいのですが私の味方の軍勢が迫ってきています。もはやお助けすることは叶いません。せめて私が手をかけ、後世を弔い仕ります。」として直実は武者の首を手にかけた。

その場を立ち去ろうとしたとき、錦の袋に入れられた『笛』を見つけた。

笛は、若武者こと平敦盛の父・経盛の元へ送られた。

 

「天下布武」というのも、武力をもって天下を制圧するという意味で使われるが、「武」は「たける」と読む。竹のようにまっすぐにただすということである。その理想を前面に打ち立てたから、武士たちは共感して従ったのだと思う。

 

今の世界は利を中心にし過ぎているように思えてならない。