2021年4月1日木曜日

結局は否決されるだけなのでは?


自民党の二階幹事長は、野党側から内閣不信任決議案の提出を検討するという意見が出ていることについて、仮に決議案が提出されれば、衆議院を解散する大義になりえるとして、菅総理大臣に解散・総選挙に打って出るよう進言する考えを示した。

立憲民主党の安住国会対策委員長は、28日放送されたNHKの日曜討論で「政権にわれわれの考えを伝える重要な方法の1つは、内閣不信任決議案で、準備をしたい」と述べ、菅内閣に対する不信任決議案の提出を検討する考えを示したことを受けてのことである。

記者会見で記者団から「仮に野党が不信任決議案を提出した場合、衆議院解散の大義となりえるか」と問われたのに対し「解散の権限を持っているわけではないが、自民党幹事長としては、そうした場合に『ただちに解散で立ち向かうべきだ』と菅総理大臣に進言したい」と述べ、そのうえで「不信任決議案はもちろん否決するが、解散を望むなら、われわれは受けて立つ。それだけの信念や解散を覚悟の上で意見を述べるべきだ。不信任を出してくる限りは、与党は解散に打って出る覚悟を持っているということだから、『いつでもどうぞ』ということだ」と述べました。

野党はパフォーマンスにばかり気を取られ、自身が国民からの支持がなぜ受けられないのかを全く考えていないように見えてならない。

民主党政権時に国民の信を失ったときの顔ぶれが殆ど変わることなくその政党の幹部に居座って、国民が協力したくなるような主張や行動をとることなく、国の大事の中、見当違いのことばかりやっていたのでは、支持率をますます下げ、選挙戦など戦えまい。

国民は彼らが政権を担当した時代のことを忘れていないのである。

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