2013年4月12日金曜日

古くから伝わる麻績神社(おみじんじゃ)の春祭り


信州飯田市座光寺にある麻績神社(おみじんじゃ)の祭神は、建御名方命(たけみなかたのみこと)と誉田別命(ほんたわけのみこと)です。
古くてもう古文書でも判らないという祭神も祀られています。
 
建御名方命は、諏訪大社にも祀られている出雲系の神様。
誉田別命は、応神天皇だという説が強い。
譽田天皇(ほむたのすめらみこと)。この名は、天皇が生まれた時、その腕の肉が弓具の鞆(ほむた)のように盛り上がっていた事に由来し、ほむたに譽田をあてたものだといわれますまた、母の神宮皇后の胎内にあったときから皇位に就く宿命にあったので、「胎中天皇」とも称されました。
 
春の例大祭に招待されて、昇殿参拝をしたあと、獅子引きが神社石段を登る獅子舞の奉納があります。
高丘の森にある古墳を出発する獅子は、めくら獅子なので、松王丸・梅王丸、桜丸が獅子引きとなって一歩一歩粛々と進み、麻績神社に向かいます。
前後を守護するのは、赤天狗・青天狗。おかめ、ひょっとこ、越後獅子が脇を添える伝統行事です。
 
 
 
 
祭りの仕来りを代々伝えることもあって、祭りのある地区はどこも、地域の絆が強い。

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