2013年4月3日水曜日

悲しんでいられない現実


 週明けの朝一番に、電話がかかってきました。「突然で申し訳ないのですが、本日休ませて下さい。」とのこと。

 続けて「孫の幼稚園の入園式があって、孫がジイにどうしても来てくれと言って聞かないものですから、恥ずかしながら・・・。」というのであった。

 翌日、「最近はそうなっちゃったんですねー。」としみじみいうから、どうしたのかと聞いたところ、入園式に際し園から名前を呼んで一人一人に記念品がわたされたのだけれど、何十人かのなかで、終わり間際に呼ばれたうちの孫以外に受け取るときに「ありがとうございます。」と言って頭をさげた子はいなかったのだという。

 どよめきのなか聞こえてきた小さな声は、「しっかりしたお子さんね。」なんだと。

 冗談いっちゃあいけません。自分が家で親として教えてないだけじゃないのか!

 

 そういえば、私の住まうマンションでも「おはようございます。」「こんばんは。」と挨拶して声が返ってくるのは、ほんの4~5人。特にオトナが返事をしない。

 お前らは、おか!つ○○か!(差別用語だとは思わないけど障りがありそうだから。)

若い子なんかだと、慌ててテレタ笑顔つきで返事をするし、ちっちゃい子なんかだと、次からは遠くからでも「おじちゃ~ん。」なんて手を振るようにさえなる。子供だってお互いに挨拶を交わすのは、気分がいいのです。

(だれですか、おじいちゃ~んの間違いじゃないのかなんて言ってるのは。)

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