幹事会の後、先輩が「酔い覚ましに歌を歌っていこう。」と言って、馴染みだというカラオケスナックに連れていってくれました。
席に着くと「アイコです。水割りでいいですか?」と聞いてきたので、すでにシコタマ飲んでいることだし「水の水割りね。」と頼んだ。
で、彼女が言うことには「アイはアイでも相のアイなんです。」であったから、「そうか、じゃんけんぽんあいこでしょう、のアイなの。」と聞くと、「そうなんです。余り好きな名前じゃないんです。母が、相模原で生まれたから相子ってつけたって言うんです。ひどいと思いません?」と答えた。
「何を言ってるの。相子っていい名前じゃないの。お母さんに感謝しなさい。相思相愛の相子ってことでしょう。」というと、
「わーホントだ。いい名前だったんだ。」と大喜びした。
名前は親が付けたものと誰もが思っているが、そもそもは生まれてくる前に自分がつけたものだということを本人は忘れてしまっている。
転生して今生に来るのはタマシイの学びの為であるから、名前は音の波動か意味の波動か、自分の目的の為にあったものをつけて出てくるものなのであると言われる。
だから、それに気づくまでは、嫌なことであっても何度でもやらされる。
そんな話をして、「そろそろお彼岸だから、亡くなったというお母さんの墓参りに行きなさいよ。」というと、「必ず行きます。」と応えた。
帰りまでには「師匠、師匠」と、取りもしてないのに押しかけ弟子になっていた。
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