2019年3月17日日曜日

大気汚染をどうする?


経済も外交も八方塞がりで二進も三進もいかなくなっているのに、どこまでも反日ばかりに血道をあげていてどうするのか?
いつも助けてくれるのは日本だけではないのか?
それなのに嫌われるようなことばかりしていたのでは、助けてくれるところが何処にもいなくなってしまう。行くところまで行って滅びることが望みだというなら仕方ないが・・・

韓国が、PM2.5などによる大気汚染に苦しみ、それを中国のせいだと口にして中国から手酷い竹箆返しを食らったというニュースがあった。
相変わらず自分のことを棚に上げて他人のせいにするからそうなる。

韓国の大気汚染は、石炭による火力発電が原因ではないかと言われて久しい。
電気料金が安いと自慢している韓国の電源の中心は火力と原子力である。
2015年の電源構成(電気事業者所有分)は、火力65.4%(石炭火力28.0%、ガス火力33.0%、石油火力4.4%)、原子力22.2%、水力6.6%、再エネが5.8%となっている。また、発電電力量では、火力63.8%(石炭火力38.7%、ガス火力19.1、石油火力6.0%)、原子力31.2%、水力1.1%、再エネが3.1%と、石炭火力と原子力で69.9%を占める。
中でも、石炭による火力発電が43パーセントを占めているというのに、更に新たな火力発電所を追加するというから、世界が温暖化対策を叫んでいるのに何ともならない。

運命的に交わることのできないものがある。数学では排反事象(exclusive events)と呼ぶ。サイコロを投げて偶数が出てきたとすれば、その時奇数が(一緒に)出る確率は0なのと同じだ。粒子状物質縮小と脱原発がちょうどそのような関係だ。2つとも大統領の公約だが、運命がお互いを引き離した。大統領は粒子状物質を任期内に30%減らすと言い、脱原発も約束した。政権スタート1年半が過ぎて現実を見ると遠い夢、その2つは互いに「排反事象の関係」だったことが確認されている。

  
脱原発を押し進めるとかえって石炭火力発電が増えた。昨年30%だった原子力発電の割合がことしに入ってから9月末まで26.8%に減ると昨年38.7%だった石炭火力発電は41.9%まで増えた。電気が足りなければの安い電力から先に稼働させる経済給電の原則のためだ。石炭火力は同じ量の電力を生産した場合、温室ガスと粒子状物質を最も多く排出する。石炭発電は粒子状物質の主犯3位(15%)だ。石炭発電を減らさなくては粒子状物質を解決することはできない。そうするためには脱原発をあきらめるか緩和しなければならない。減少した原子力発電所に代えるためには新再生エネルギーはまだまだだ。設備も不足していて不安定で基底発電として使うことはできない。それでもLNG発電を大幅に増やせば電気料金が暴騰する。色々な理由から受け止めきれない。粒子状物質か脱原発か、どちらかひとつはあきらめなければならないということだ。どちらをあきらめるべきか。

「今のように韓国石炭発電すれば損失額世界1位」
3/14() 13:10配信 中央日報日本語版

 韓国が今のように石炭火力発電を継続した場合「座礁資産」による損失額が世界で最も高いという研究結果が公開された。新規石炭発電所建設と既存の石炭発電所の寿命延長は経済性の側面からも中断されるべきだという内容だ。

 14日、英金融シンクタンク「カーボン・トラッカー・イニシアティブ」はこのような内容を含む『安い石炭、危険な錯覚:韓国電力市場の財務的危険分析報告書』を公開した。座礁資産とは市場環境の変化のため資産価値が落ち、償却されたり負債に転換される資産を意味する。

 報告書は世界石炭火力発電設備の容量の95%を占める34カ国を対象に電力市場をモデリングした。これに伴い、各国がパリ協定(気候変動枠組条約)の目標に合わせて電力市場を運営した場合、各国の発電会社が被る損害を分析した。韓国の場合、パリ協定の目標履行のためには2040年までにすべての石炭発電所を閉鎖しなければならない状況だ。

 同報告書によると韓国が現在のように石炭発電を継続した場合、損失額は1060億ドル(約6686億円)に及び、世界で最も多かった。

 報告書によると石炭火力は依然として韓国の主要な電力源で、2017年基準の発電量全体の43%を担っている。

 韓国は経済性が低い発電所の収益を保障するために政府が補助金を支給している。したがって炭素税や環境規制などで石炭発電の費用が上がれば収益性は当然悪化する。
カーボン・トラッカー・イニシアティブ電力事業部門のマット・グレー責任研究員は「石炭発電会社に補助金を支給する現在の電力市場システムを改善しなければ、莫大な金額の損失はもちろん、全世界低炭素市場の流れで韓国企業が競争力を失い遅れを取るだろう」と警告した。

PM2.5もさることながら、ソウルの放射能汚染度は、東京の比ではない。
韓国人は、東京は危ないと自国のことには頬被りして騒ぐが、実は韓国の方が高い。
東京が「0.038マイクロシーベルト」、ソウルが「0.125マイクロシーベルト」だというから、ソウルは東京の3倍以上の数値となっている。甲状腺がんもふえているのだという。
ちなみにニューヨークは「0.044マイクロシーベルト」、パリは「0.043マイクロシーベルト」、北京は「0.072マイクロシーベルト」などとなっており、世界の主要都市と比べてもソウルの放射線量が高いことがわかる。
国内の諸問題や国民の不満から目を逸らそうとして反日に誘導しているのだとしたら、見当違いも甚だしい。

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