2019年3月19日火曜日

感動的なお辞儀

日本には、お辞儀の作法というのがある。流派もいろいろあるが、少なくとも手を腹部前で交差し肘を張るのはないように思う。それをすると、隣国の人と間違われる。
挨拶の仕方で人を見られていることもあるから、気を付けるようにしている。
礼儀作法は「敬意を表す動作」としてなされるが、心だけでは伝わらないので、やはり美しい型が重要となる。威儀を正した姿の中から、相手をおもんばかる気持ちが溢れ出てこそ、周りの人の心を打つ。
たとえば立ってお辞儀をする作法(立礼)には、草礼(そうれい)、行礼(ぎょうれい)、真礼(しんれい)の3つの礼があります。
「草礼」は会釈など軽いご挨拶のときに、上体を15度くらいに傾け、手は自然に前側に下げて膝につける。視線は相手の顔を見る。
「行礼」は葬儀や神社の参拝でも見かける普通のお辞儀。上体を傾け、女性の場合は手を自然に前側に下げて膝上で静止させる。視線は1mほど先を見ます。
「真礼」は心を尽くしてのお礼や、お詫びをするときにされる。
上体を深く傾け、手は指先をきちんとそろえて膝上で静止させる。視線は真下へともっていきます。このとき視線が足に向かうと、首が曲がり不格好になってしまうので要注意。
どのお辞儀も共通して、肘をはることなく、指を離さず、背筋をのばすことを心がけたいものです。
日本のお辞儀も美しいが、ダイアナ妃が皇后陛下にした拝跪礼が見事であった記憶がある。

並び称されているのが、三笠宮彬子女王殿下がトルコでなされた敬礼。トルコが絶賛しているという。


いずれにしても、挨拶はその国の文化に根差し、美しい所作として凝縮したものであることに違いはない。
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私が書いた小説 
ある日突然、頭に「これを書け」という声が響いて書き始めた小説「夏風越の(なつかざこしの)」は、書き始めてから年月がかかった。
どう書き進めるのかは、降りてくるお告げに従ってのことであるから、一気に何ページにも及ぶこともあれば、何か月にもわたって一文字も書かないということもありました。
幕末から現代に生まれ変わって、超常現象を介して話しが進むということなのですが、何かが時々降りてきて言われる通りに少しずつ書き進め、2018年10月10日、第12部の後、最終章をまで書き終えました。長きに亘り有難うございました。

小説は、ここからお読みください。


童話 「トイレの神様」・「お祖父ちゃんの神様」・「鬼切丸」・「昔ばなし」・「麦の命」・「猿酒を飲んだ天狗」・「狐のお嫁さん」・「花を摘んでいた少女」ほか、幼児に読み聞かせるのに良さそうなお話を書いています。

小説も童話も、カクヨム 百神井応身(シャクジイオウシン)で検索してみて下さい。

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