2014年2月14日金曜日

ともに確かなものを示す「折り紙つき」と「お墨付き」


子供の遊びである、千代紙を折って花や動物の形を作るのを折り紙と言いますが、

折り紙つきというときの「折り紙」とは、紙 を横半分に折った文書のことで、平安時代の末期から、公式文書や贈呈品の目録として用いられ ていたものを指していいます。

それがやがて、公文書にも使われるようになり、江戸時代には美術品や刀剣などの鑑定書にも使われるようになって、折り紙つきというのは確かな物ということにも使われるから、腕や品質などに間違いないことを指す言葉でもあります。

 

一方「お墨付き」というのは、将軍や大名の作った文書で「墨の花押」があるものをいい、それが転じて、権威のある人や専門家から保証や承認を得たものを言うようになりました。

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