信州で「お葉漬け」と言われているのは、野沢菜ではなく、地元では単にカブナと呼ばれている「源助かぶな」を塩漬けや醤油漬けにしたものです。
蕪菜ではありますが、蕪の部分は食べず、幅広の葉っぱと茎を漬け込みます。
霜が2~3度当たって、葉が赤紫色になった頃のものが柔らかくて良いとされます。
どこの家庭でも大きな樽一杯漬けて、冬から春にかけて毎日沢山たべます。
薄く張った氷を破って、歯に浸みるほど冷たいものが、食べて特に美味しい。
旅行者なだが饗されて味が気に入ったというので買って帰るのですが、冷蔵庫に入れて保管しても、地元で食べる時の美味しさが落ちてしまうのが不思議です。
ご飯のおかずや、お茶を飲むときに食べると、これはもうやみつきになります。
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