2015年5月18日月曜日

血圧降下に効くというビーツの赤色はベタシアニン


 赤ビーツは植物分類上はアカザ科に属し、カブの形をしているがカブの近縁種ではない。

この赤ビーツは名のごとく極端な赤色の色素を含有しています。この赤色は、アントシアニンではなくベタシアニンであるという。

 日本ではなじみの少ない野菜であり、栽培面積が少なく店頭にはほとんど出回らないが、瓶詰めなどの加工されたものが見られます。
糖分が17%前後含まれているシュガービートに比べると糖分はずっと少ないが、甘さは幾分かは感じられ、食べたときには若干の土臭さがあります。

 食べ方としては、皮ごとゆでてから調理する場合が多いが、ピクルスにしたりサラダに入れたりして食べられます。

また、世界的に有名なのはロシア料理の「ボルシチ」であり、ヨーロッパではスープとしても利用されています。

ジューサーで牛乳と一緒に飲むのもよいが、かなり濃いので多少飲み難い。
赤色の色素は細胞から出やすく、料理の色づけには良いが、逆に付きすぎるくらいで、生のビーツを切るとまな板や包丁が真っ赤になるので注意が必要です。

このビーツというのが、日本のキクイモと並び血圧降下に効くのだという。

 

 

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