2015年5月31日日曜日

人の人たるの理屈である義


「忠と義」は、日本人の根幹をなしていた精神であろうが、戦後、封建的であるとして徹底的に排除されました。

日本人の精神の強さがそこにあるからかもしれません。日本が強さを取り戻すことはのぞまれなかった。

近頃、武士とかサムライというのがもてはやされるようですが、根幹にあるものが見逃されているように思えます。

忠というのは、辞書によれば、

 まごころをこめて、よくつとめを果たすこと。

忠とは,元来,中と心の2字を結合してつくられた文字で,内省して自らを欺かず良心の命じるままに従うこと,すなわち,真心を意味した。

 

義というのは、

五常(仁・・礼・智・信)のひとつであるが、 正しい行いを守ることであり、人間の欲望を追求する「利」と対立する概念として考えられ た概念である。

人の人たる義の理屈、すなわち義理・大義が立たねば、武士は私利私欲では動かなかった。

 

 

 

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