2015年11月18日水曜日

周囲に配慮できないのは

歩きスマホに罰金を科せという声があるのだという。

歩きスマホが危険なのが解らない人というのは、頭がお花畑の人か、極端に自分勝手な人か、まだ人には成りきれていない段階の人なのかと思ってしまいます。
最近ようやく電車内で通話するのを聞かなくなりましたが、マナーが徹底されるまでには時間がかかるのかも知れません。

自分だけは歩きながら、或いは自転車に乗りながらスマホをやっても大丈夫と根拠もなしに信じ込んでいるらしいけれど、ウマシカは自分が痛い目にあうまで解らないのかも知れません。
しかし巻き添えを食う人は堪らない。

幼児を連れながらのそれは、犯罪行為に等しいのではないかとさえ思ってしまいます。
我が身にかえてもと注意を払うのが親なのではないのか?
自分がやりたいことを優先していれば、子に思いやりの心など育たない。
愛されて育たない子が将来どんな育ち方をするかと思うと暗澹たる気にさせられる。
弱肉強食の世界はこのようにして生まれる。

そんなくらいだから、子が親を手伝わないのは当たり前の世の中になってしまったようです。
昔はどこの家にも家業というのがあって、言われなくても自分ができることを子供といえど手伝ったものでした。
勿論言いつけられることもありましたが、仕事を分担しあうのに疑問など差し挟まなかった。
近頃、時間や労力を皆のために提供することは損なこととでも思っているのだろうか?

自分の都合ばかり優先させていて、得られるものは何であり、果たしてそれは人にとって価値のあるものなのだろうか?

住いの近くの細い道をジョギングしている人が何人もいます。
彼らに共通しているのは、すれ違うとき歩行者を邪魔者だとでも思っているらしい顔つきをすることです。

人が人らしく育つのは難しい。


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