2015年11月25日水曜日

「ご苦労様です」でも十分丁寧な挨拶だと思うが?

「ご苦労様」と言われたことに激高し、暴行を働いたとして逮捕された男がいるとのニュースがありました。目上?に対しての言葉づかいではない、ということらしい。
目上に対しては「お疲れ様」というのだというが、この言葉づかいだってかなり変です。

何時の頃からか、多分、社内マナーの研修とかいうのが流行った頃、どこかの講師が言い始めてからなのだと思うが・・・

子供の頃、講談本をよく読んだ。
武士の挨拶で「ご出役ご苦労様にござる。」というのがよく出てきた。
上下関係の厳しい侍が、失礼な物言いをする筈がない。
殿様が家来に対して言うのは「大儀(たいぎ)」であり、上司が部下に言うのは「ご苦労!」
であった。

してみれば、目下に対しては「ご苦労」「ご苦労さん」「お疲れ」「お疲れさん」であり、目上に対しては「様」をつけて、「ご苦労様です」「お疲れ様です」というのが、意味も通じ解り易いと思う。

「お疲れさま」っていうのも考えてみれば、意味が不明なのでは?

0 件のコメント:

コメントを投稿