2013年9月12日木曜日

伯母・叔母・小母さん


 新聞の投書欄に72歳だという女性が投稿していました。いわく、「おばあちゃん」と呼ばれたのがケシカランというのである。

 72ならもう立派なおばあちゃんじゃないのかなあ。

 

 同様な主張に、身内でもない人からオバサンと呼ばれるのは我慢ならないというのが前にありました。

オバには叔母や伯母しかないと思ってるのかも知れないが、小母っていうのだってある。

 おばあちゃんやおばさんっていう言葉は、最近できたことばではないし、長い歴史のなかで尊敬や親しみをもってずっと使われ続けてきたのではなかったんでしょうか。

 

 怪しからんという人たちが、その"おばあちゃん"とか"おばさん"という言葉について持っているイメージとか、その年配の人たちにそういう意見を書いた自分がどんな態度で接してきたのか一度聞いてみたいものです。

 

 ゆえなく、なんとかかんとか言われて無くなってしまったり変えられてしまったりした言葉のなかには、もし言葉というものに意思や人格があったとしたら、「不本意だ。」と言ったに違いないものがかなりありそうです。

 

 イジメというのは、"苛め"または"虐め"ということであろうが、国会でだってイジメがいけないという主張をしているその本人たちが、衆目の中、失言をしたと謝っている人に対し、寄ってたかって何回でも繰り返し責めているのを見せつけたら、子供達にとっては、自分が傷つかない大勢の側にいるときにはそうするものだと刷り込まれているのと同じなのではなかろうか。

 

 謝ったら、寛容の精神でそれを許し、以後双方が仲良くするというのが、我が国の古来からの美徳であった筈。

 諸外国では、謝ったら最後「貴方は悪いと認めたんだから賠償せよ。」ということになるのが常らしいけどネ。そういうのって、なんかイヤだね。

 

 論点がずれてきちゃったから、今日はもうおしまいです。

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