2013年9月26日木曜日

思いがけないキノコ狩りができました


深田公園の駐車場のところから、茅ケ岳に登る登山口があります。

1704メートルの山頂までの高度差は、約700メートル。

標高2000メートル無い山とはいえ、以前登ったとき決して楽な山ではなかった記憶が残っているから、取り敢えず登れるところまで登ればよいことにして気楽に行くことにしました。

きついことはきつかったけれど、結局は登り切りました。

 

登り始めて30分ころ、左手の林の中からガサコソと音が聞こえてきました。

「熊か?」と一瞬ぎょっとしました。

以前、熊にそうぐうしたことがあります。30mほどの距離にある斜面から一気にこちらに駆け下りてきた熊の速さといったらなかった。

目の前数メートルのところを通り過ぎるまでほんの数秒。

よく熊にあったらどうするこうするという話を聞くが、そんな対抗手段なんてのは間に合わない。

通り抜けて走り去ったのは、運がよかったのだとしか思えませんでした。

 

運のよいことに、物音の主はキノコ狩りをしていた地元のおばちゃんでした。

足元一杯にぎっしりと生えているキノコ。

彼女曰く、こんなに生えているのは初めてだと興奮気味に話し、「一緒に少し採らせてもらってよいか?」と尋ねると、「もう持ちきれないほど採ったから、どうぞどうぞ。」と親切に採りかたまで教えてくれました。

イグチというキノコだそうで、食べ方まで教えてくれました。

キノコは好きだけれど、自分でキノコ狩りするのは、よほど解っているキノコ以外は恐ろしくてできません。毒キノコかどうか判らないからです。

安心して沢山採ることができ、おばちゃんに感謝でした。

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