2019年5月10日金曜日

フルトリってどんな鳥?


神話を持つ古代から知られる国々には、鳥が出てくる。
現代における日本の国鳥は雉という事になっているが、それに限らず沢山の鳥が出てくるのに気が付く。
進歩の「進」の字は、「しんにゅう(意味は止まってはまた行く)」に、ふるとり「隹」がついて構成されている。「隹」という字は『説文解字』によると、尾の短い鳥類の総称とされ、側面から見た鳥を象っているのだという。  進というのは、前に出るという意味になる。
神社を訪ねると、鳥居というのがあるが、「隹」と関係があるのだろうか?

四大文明というのを学校では習った。
日本でそんなことを言う人は少ないが、最古の文明は縄文文明ではないかと唱える外国人学者がいるのだという。
突然現れて突然消えてしまったという高度文明を誇ったシュメール。 クジャクバトシュメール神話の愛と戦、豊穣の女神イナンナの聖鳥だということになっている。
このシュメール人と日本人は、共通したところが多いのだという。なにせ、突然現れて突然消えてしまったシュメール人は、高度に発達した文明を持っていたという事もあって、謎が多い。
メソポタミア文明の最初期に繁栄したのが、シュメール文明(紀元前3500-紀元前2000年)だとされる。縄文に比べれば、かなり新しい。
シュメール文明は出自不明の謎の民族でありながら、後の文明に続く多くの発明を遺した。
シュメール文明では、小麦による農耕が盛んで、それと共に天文学や暦学が発達していた。
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年を12ヶ月として扱う方法を発明したシュメール文明では、12の約数や倍数が都合よかった。
シュメール人は農耕をしていたため、川の氾濫時期や収穫時期を正確に知る必要があったからだと言われている。
そのため、28日をかけて変化する月の満ち欠けを基準に日を管理する方法を考えた。
月の状態を4つに分けると、新月、満月、上弦、下弦となる。それぞれの期間を7日と想定すると、ちょうどよくなるため、これを1週間とした。
シュメール人が確立した、この太陰暦的な考え方は、近代でも生活に根付いている。日本も、昔は太陰暦であった。
シュメールは都市文明だった。それぞれの都市に守護神が祀られていて、都市の王は神々の名において、都市を支配していた。
巫女たちは祭事を通して神々と交信し、都市の繁栄を祈ったとされている。
都市には強固な城塞がそびえ、戦争になれば弓や槍で武装した兵が戦った。
原始的な段階だとしても、政治や軍事や人々の生活環境は、一定レベル以上に整備されていたと言える。
肉眼では見ることのできない冥王星や海王星について、知識があったと思わせる点があるのだというが、望遠鏡があったとは思えないのにどうやって見つけたのだろう?
ニネヴェという都市で見つかった粘土板群から、ニネヴェ定数という甚大な数値(1959552億)が出てきたのだという。この数値は、地球の歳差運動の周期で割り切れると同時に、様々な惑星の公転周期で割り切れる数だった。本当だとすると、古代人が先端的な天文学の知識を有していたことになる。外科手術などもしていたらしい。
彼らはメソポタミアの地を捨てて、縄文時代の日本に移り住んだというのだろうか?

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