2019年5月8日水曜日

ベアリング製造技術


殆どの機械は、ベアリング無しでは動かない。
日本人の多くは意外にそれを知っていないが、日本のベアリング業界は世界シェアで言うとNo1の実力を持っています。
企業別シェアでみると
1:SKF(スウェーデン)19%
2
:シェフラー(ドイツ)16%
3
:日本精工(日本)13%
4
:NTN(日本)11%
5
:ジェイテクト(日本)10%
3位以下は日本が支配している状況です。
ガスタービンエンジンは、原動機の一種であり、燃料の燃焼等で生成された高温のガスでタービンを回して回転運動エネルギーを得る内燃機関であるが、重量や体積の割に高出力が得られることから、現在ではヘリコプターを含むほとんどの航空機や発電機、ロケットその他の動力源を得るために使われている。
ところが、ガスタービンエンジンを作ることができるのは、世界でたった3か国、日本(川崎重工・三菱日立パワーシステムズ・他)・アメリカ(GE)・ドイツ(シーメンス)だけである。
しかも、それを作れる企業が複数あるのは日本だけである。
他国が製品を買い入れて分解してみても、その技術も材質もパクルことができない。
これらが可能なのは、地道な基礎研究の積み重ねと、それを作る職人たちを大事にしてきたからである。
我々が知らないだけで、日本が世界に冠たる技術として保持しているものは他にも数多い。

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