お稲荷様のキツネは、ダキニから来ているのだという。
ダキニというのは、いうなればハイエナのようなものであり、日本にはそういう動物がいないので、それに近いものとして狐が当てられたのだというが・・・
「荼枳尼」という名は梵語のダーキニー(Ḍākinī)を音訳したものであるという。
日本では、ダッキとも呼ぶ。
荼吉尼天、吒枳尼天とも漢字表記し、吒天(だてん)とも呼ばれる。
荼枳尼“天”とは日本特有の呼び方であり、中国の仏典では“天”が付くことはなく荼枳尼とのみ記される。
ダーキニーはもともと集団や種族を指す名であるというが、日本の荼枳尼天は一個の尊格を表すようになった。
日本では稲荷と混同されて、一般に白虎に乗る天女の姿で表される。狐の精とされ、稲荷権現、飯縄権現と同一視される。
荼枳尼天の起源であるインドのダーキニーは、裸身で虚空を駆け、人肉を食べる魔女である。
お稲荷様としての性格もダキニ天(荼枳尼天)はお持ちですので、商売繁盛の神様としても参拝客が多い。
また、東京の豊川稲荷別院は、芸能人の方で参拝する方も多い。
恐いけれど、ご利益は強烈だとされている。
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