2014年8月16日土曜日

キクイモのイヌリンが糖尿病に


秋口になると、地方の道の駅の野菜売り場に、キクイモというのが売られているのを目にすることがあります。

売り場で食べ方を聞くと、喜んで教えてくれますが、大抵は味噌漬けを奨められます。

 

キクイモは、キク科ヒマワリ属の多年草で、別名アメリカイモ、ブタイモ、エルサレムアーティチョークとも呼ばれます。

草丈は2~3mにもなり、収穫前の秋口になると、小さなヒマワリや菊に似た黄色い花を咲かせ、地中には生姜に似たイモ状の塊根をつけます。
菊芋の糖質にはデンプンは含まれておらず、イヌリンという多糖体により構成されています。主成分であるこのイヌリンこそが注目される理由であって、様々な健康機能性を備えています。
菊芋は、食べても血糖値を上げません。澱粉を含んでいないからです。
体内でブドウ糖に分解されるデンプンは、血糖値を上昇させます。
イヌリンは血糖値を上昇させないので、血糖値が気になる糖尿病の方や、低インシュリンダイエットをしている方は、菊芋を食べるのが効果的であるといわれます。
菊芋には腸内の善玉菌を増やす効果もあるので、便秘がん予防アトピー性皮膚炎などのアレルギー性の病気の改善に、さらには放射能の解毒作用もあると言われています

 

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