「助けよや猫又、よやよや」というくだりは面白い。
実際の長寿猫はどうかというと、そんなことはない。
知り合いの飼っている19歳の猫「くるる」は、泊めてもらった夜には30分おきくらいにやってきて、手をかけて私を起こし、撫でてくれとせがむ姿が可愛い。
チロルの定宿としているホテルのオーナーが買っている20歳の猫「フンベルト」は、何年に一度か訪ねるだけなのに、ちゃんと私たちを覚えていて、山から夕方薄暗くなって帰ってくると、外で待っていて出迎えてくれます。
前に食事で食べ残した鴨の肉を与えたのが美味しかったらしく、それをいつまでも覚えているからか甘えて寄ってきます。
そうなると、またもっと美味しい餌をあげたくなる。
要するに寄って来る猫は可愛がられ、逃げる猫は石を投げられるということです。
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