2021年11月22日月曜日

尿素の重要性

 

知らなかったが、尿素水が無いとジーゼル車は排出ガスの除去規制上動かせないのだという。

韓国では尿素水の確保ができず、このままでは国内のトラックやバスが動かせなくなり、物流ができなくなってしまう可能性があるのだとか。

尿素水の殆どを中国からの輸入に頼っていたため、中国がその輸出に規制をかけたらたちまち行き詰った状態に陥ってしまった。

 

中国がオーストラリアへの嫌がらせで石炭の輸入をしたときに、尿素不足が起こるであろうことは予測されていた。尿素の製造には石炭が必要なのだとか。

中国ではオーストラリアからの輸入を止めたことで石炭不足になり、で火力発電所の稼働が滞ることになって、停電が頻発するようになっているのだという。尿素どころの騒ぎではないらしい。

尿素が肥料に使われているだけくらいの認識だった隣国は、代替購入先の手当ても全くしていなかったらしく、右往左往しているらしいが、必要量を確保するのは付け焼刃の政策では追いつくまい。韓国内の火力発電への影響も大きい。

困るといつも日本にすり寄ってくるが、反日不買運動に勤しんでいたのだから、日本に助けを求めるのは筋違いであろう。

彼の国はいつもそうだが、産業というものは総合力で動いているのだと言う認識に乏しいから、一つの事象が他に影響することを理解できない。類似する事態は常に抱えている。

インフラの老朽化への対処も遅れているようだから、この先も問題は頻発するであろう。

日本の所為だと難癖をつけられても、もう面倒見切れない。

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