政治番組というと必ずのように出てきて司会者席に座っていたが、司会者でありながらゲスト出演者たちの発言を途中で遮り、自説を押し通して得意満面であったS.T氏は、段々に嫌われるようになり、流石に倦まれたのか最近あまり顔を見なくなった。
代わって頻繁に顔を出すようになったのがA.I氏。
自分の知りえた情報のみが全て正しいとでも思いこんでいるのか、様々な自説解説意見を吹きまくってきたが、最近は間違いを指摘されることが多くなったようである。
そんな中で先般の選挙特番を担当したのであるが、議員相手のインタビューでは、彼の不遜さを際立たせただけで、もう彼の下には新たな情報は届かなくなっているのではないかと感じさせられた。考え方が偏ると、集まる情報だけでは判断が正鵠さを欠くようになる。
その結果かどうか、当選議員に対する質問内容がイヤミにしか聞こえず、核心に触れるようなものであるとは思えなかった。
知ったかぶりだけでは反論されて黙るよりない。鼻白んでいる画面に端的に表れていた。
せめてもの救いは、H.O氏のような捨て台詞を吐かなかったことである。
ジャーナリストといえども個人の見解があって当然だが、自分の意見と違うものを愚かだと決めつけるようなことがあると、選挙民は黙っていない。
何を言っても有難がって聞いていると思ったら大間違いなのである。
普段から謙虚でいないと、いつのまにか世間から「何様だと思っているんだ!」と言われかねない淵に陥ることになる。
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