まっとうな野党が必要なのは言うまでもない。
しかし、政治を変えようと大声で叫んだが、自分たちの側が変わらなければならなくなったのが何とも皮肉である。
選挙が始まるまでの意気込みはどこへやら、議席数を減らす一人負けともいえる結果の前に、党首が変わらざるをえなくなったことで、またまた政党が分裂するのではないかとの危惧さえ話題に上がる。
衆院選での惨敗を受けて、立憲民主党の枝野幸男代表が辞任することが決まった。
この4年間を振り返ってみると、若者からの支持は一向に得られなかったばかりか、逆に下げた。原因はちゃんとあるのではないのか。
2014年の衆院選以降、若者は自民党を支持するようになってきており、選挙で安定して勝ち続けている一因にもなっている。
マスコミや一部ジャーナリストが悔し紛れで、得票差はわずかであり当落がすべてではないと言い募っているが、冗談を言ってはいけません。
民主主義は多様な意見を多数決で決めるのが大原則である。極端なことを言えば、1票でも多い方が信任されたのだということになる。それを認められないのでは、報道に携わる資質を疑われてもしかたあるまい。
なぜ立憲民主党は若者からの支持を得られなかったのかということに意見を述べている記事があった。
細かい理由を挙げればキリがないが、大きくは下記の点が挙げられる。
・若者の政策ニーズとのズレ
・怒りっぽい人を嫌う風潮
・旧民主党と変わらない布陣
・コア支持者ばかりを見ている
まあ、共産党と共闘することを選んだ段階で、選挙には勝てないことが決まっていた。
もり・かけ・さくらばかりに時間を浪費するのではなく、その熱心さを、まともな審議につかっていたら、支持率が3%台などということはなかったろうし、共産党と組むなどという選択はしなかったのだろうけれど・・・
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