2013年10月18日金曜日

「それ聞いた」「それ知っている」とばかり言っていると


何かを話しかけられたとき、「それ前に聞いた」とか「それ知っている」と言下に遮って、後を聞かない人というのがいます。

 

確かに同じことを何度も聞かされるのや、知っていることを教えてもらっても、煩わしいことであることは事実でありましょう。

 でも、これをいつも言っている人のところには、段々に情報が入って来ないようになるのです。

「もう話したことがあるかも知れない」「どうせこんなことは知っているだろうから」と、周りの人は思うようになってしまうからです。

 そうしているうちに、大事なことも知らされなくなってしまうということです。

 そうなったときに言うのが「それ聞いてない。」とか「なんで報告しないんだ。」という言葉。

 そんなことはないのです。自分が聞こうとしなかったことの積み重ねの結果なのです。

聞く耳を持たないというのは、こういうケースだってあるということです。

たとえ何度聞いたとしても、少しずつその話に関連する情報はつけくわわりもあって詳しくなるのだから、疎かにしないということが大切です。

 

 もうひとつ大事なことがあります。

年寄りが何度も同じ話をしてくるのを「それは前に聞いた。」「何度も聞いた。」というように面倒くさがっていい加減に対応していると、段々話しかけてくることが減って行き、話をすることがなくなって黙り込んでしまうようになるのです。

それがボケにも繋がってしまうキッカケになることが多いのだといいます。   

面倒くさがらず聞いてあげるのも大事なことです。

0 件のコメント:

コメントを投稿