最近はどこに行っても同じ言葉づかいがされている。
とんでもない言い回しもあるけれど、大体が標準語であり、お土産と一緒で、どこへいってもそう変わりがない。
わが故郷の南信でも、第二のふるさとのお江戸でも、ちょっと旧家でつかわれる正調お国言葉をときに耳にして、美しい言葉に美しい魂が宿るのかななんて思うくらいのものになってしいました。
ことばが精神をつくる。
外国語の前に、正しい日本語をまなびませふね。
先日、車に乗ってるときに聞いたラジオでのはなし。概要はこうである。
フェラガモの靴を買いに行ったんだと。
けっこう高かったんだけど「これにします。」と決め、店員に包んで貰っていると、「おつかいものですか?熨斗はどうしましょう?」と聞かれたんだって。
(おいおい、さっき足に合わせて選んで決めたときの係りはあんただろう。自分が履くのにきまってるじゃん。)
ようするに、マニュアルに沿ってしかしゃべれないんじゃ、生きた言葉とはいえません。
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