2013年10月8日火曜日

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)蝶がやってくる


庭に咲くランタナの花の蜜を吸いにツマグロヒョウモン蝶がツガイでやってきます。翅の模様は雌雄でかなり異なります。
 

雌は前翅の先端部表面が黒で白い帯が横断し、ほぼ全面に黒色の斑点が散らばる。翅の裏は、薄い黄褐色の地にやや濃い黄褐色の斑点があるが、表の白帯に対応した部分はやはり白帯となっています。

大型の蝶ではないが、全体に鮮やかで目立つ色合いで、これは有毒のチョウであるカバマダラに擬態しているのだといいます。

カバマダラは、日本では稀に飛来して偶発的に繁殖するだけであるとされる。

雄の翅の表側はヒョウモンチョウ類に典型的な豹柄で、後翅の外縁が黒く縁取られている。

 

庭・空き地や道端など身近なところで見られ、成虫は4月頃から11月頃までの間に45回発生するという。

幼虫は各種スミレの葉を食草とし、野生のスミレだけでなく園芸種のパンジーやビオラなども食べる。

幼虫は、縦に毒々しい赤い縞が走り、蛾ではないのに毛虫であるから、かなり気持ちが悪い。当家のスミレは、花が終わるころから丸坊主になるほど食べ尽くされます。食べ尽くすと、地表を這って他の餌を求めて移動します。

派手な体色は、毒虫のように見えるが、突起で刺すこともなければ毒も持たないけれど、触る気が起こることがない。

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