曽我蕭白の日本画を、TVの番組で見ました。凄い迫力でした。
日本画といえば、花鳥風月か山水が主な題材かと思っていましたが、仏画もあるのだと認識を新たにしました。
洋画には、神話・宗教について知らないと解らない絵が沢山ありますが、日本画であっても同様なのだと思います。
屏風絵だという絵の中に、西王母が描かれていました。
昔の物語を読んでいると出てくるものに、「蓬莱山」と「崑崙山」があります。
双方とも仙境と呼ばれるところです。
仙境と言われる場所は二つあり、東の蓬莱山と西の崑崙山です。
この二つの山には、不老不死の薬があるのだと信じられていました。
蓬莱山の主が、西王母ということになります。
西王母は、玉皇大帝(ぎょっこうたいてい)という最高位の神様の夫人でもあり、長寿の神様です。
3000年に一度しかならないという「蟠桃」が、長寿の秘薬ということであり、孫悟空が荒しに行ったのが、これです。
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