2014年9月16日火曜日

食べることができるばかりでなく油も採れるミドリムシは


最近、将来の食料源として有望だと言われるようになったミドリムシは、葉緑素を持っているので、太陽光と水、二酸化炭素があれば光合成によって成長できます。生産効率はなんと稲の約十数倍とも言われています。
高濃度の二酸化炭素の中でも成長していける生存能力の高さもあります

光合成を行うということは、二酸化炭素を炭水化物等に固定化して酸素をつくるということですから、地球温暖化対策にも有望であるとされています。

 

動物と植物の両方の性質を併せ持つミドリムシは、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など、59種類もの栄養素を備えているというから、人間に必要な栄養素の大半を含んでいるといっても過言ではありません。


次世代の燃料として関心を集めている植物、藻類などから作り出すバイオ燃料。

ミドリムシは、油脂分を作り出しているから、バイオ燃料の元として利用可能だということで、工場をつくって大量生産も可能だといわれています。

しかも、バイオ燃料は石油などの化石燃料と違って資源が枯渇する心配がありません。

ミドリムシから抽出・精製されるオイルは、軽質であるため、ジェット燃料に適しているというから凄い。

 

 

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