2016年12月25日日曜日

家には想像以上に物が詰まっている

家というものには思っている以上の大量の荷物が入っているものなのだと驚かされる。

義母が老人ホームに入ることになったので、そこに持参できるものを分けた後の整理が大変であった。
廃品業者に引き取って貰うとなれば、かなりの費用がかかる。
まだ勿体ないけれど、不要と思われるものは、大きなゴミ袋で何十袋も思い切って粗大ごみとして捨てた。
新しい下着類は、介護施設で使ってくれるというので、これは数個のダンボール箱に入れて寄付した。

残ったものの方が多い。
着物類は霧の箪笥ごと、知り合いが引き受けてくれた。買った時は一枚何十万円かしたものであろうが、ぎっしり詰まっていたから数十枚はあった。売ったところで、腹が立つほどの値段しかつくまいから、良かった。

ローズウッドの食器棚二つにぎっしり重ねられた陶器類やガラス製品は、今までに吟味して集めたものだからブランド物が多かったが、これも棚ごと喜んで使ってくれるという人がいた。
食器類は知り合いで分けてつかってくれるという。

お客様用の布団類、夏冬ものの衣類は、火災にあった人が困っているらしいので、仲介者が引き受けてくれた。
毛皮のコート数着は、時々見舞いに来てくれた親戚に上げた。今どき着るかどうかはわからない。

リサイクルショップなりオークションで捌けないわけではないけれど、そんなことをするより、お世話になった方々や、必要としてくれている人達で分けてくれた方が嬉しい。
何週間かかかったけれど、年末までには整理がつきそうでほっとしている。


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