尖閣諸島周辺では、日本の漁船が中国の公船?に追い掛け回され、安全な漁労ができない。
米国をあてにしても、第一義的には日本がなんとかしなくてはならない問題ではないのか?
日本の警備艇は法上の制限があって、情けないことに有効な対応策をとりきれない。
日本の領土・領海なのに、他国の艦船が我が物顔に振舞っているのに、見て見ぬふりをして日本国内で大々的に報じないのでは、最前線で命がけで働いている方々の後押しさえできない。
日本国の憲法学者は一体何を考えているのだろう?憲法を守ることだけが仕事だとでも思っているのだとしたら、余りにも頭デッカチすぎる。法はなんのためにあるのかという原点を忘れてしまっての小理屈では意味があるまい。
確かに憲法というのは簡単に変えていいものではない。
しかし、憲法を決めるのは国民であって、決して一部の凝り固まった憲法学者の下にある案件ではない。ともすれば、憲法は為政者をしばるためのものであるかのように喧伝されるが、国と国民を守るために長い歴史や文化や国民感情などの広範囲なものから制定されるのが憲法であることを見逃してはならない。学者がどうこうできるものではない。
日本の憲法学者は日本のためというより、日本に侵攻したい勢力に都合がよいような論を繰り広げて世論を誘導しているようにしか思えない。
中国は、海警法などという自分勝手な法律まで制定するようである。日本が何もしないでいるうちに日本の主権を侵して、尖閣を実効支配してしまおうと目論んでいるようである。
南シナ海の人工島と同じで、そうなってからでは取り返しがつかない。
米国の大統領選混乱の間隙をついて、中国が南シナ海・台湾・尖閣に覇権域を広げようとのあからさまな動きを先鋭化しているのであることを見過ごしにしていていいわけがない。
国防ということについては、野党もマスコミも学者も、何としても中国から国民の目を逸らせたくて仕方ないようにみえるのは何故なのだろう?彼らは日本を共産主義国にしたいということなのだろうか?
与党だって偉そうなことは言えない。安倍前総理からの引継ぎ事項だった敵基地攻撃能力を先延ばしした。それで攻撃ミサイルを防御できるのか?
まあ大声で国民を扇動する学者がいるから腰が引けてしまうのかも知れないが、一度学者たちに聞いてみるとよい。憲法を研究している学者であるなら、憲法を守ることもさることながら、国防も含め、国を守るための望ましい憲法案の一つでも出して世に問うてみたらどうなのか?と。
それを学者たちができたとした時の国民の目の厳しさは、彼らが机上で考えていることを遥かに超えたものになるであろうことは確かである。お花畑で国は動かない。
学問ができるからといって国民を馬鹿にしていてはならない。日々に命と生活がかかっていることからくる現実的な考え方は、見縊ってよいほど決して軽くはない。
誰も信じてはいないだろうが、中国だって前文で「主権と領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政不干渉、平等互恵、および平和共存の五原則」の堅持を挙げている。
学者はこれをも平和的憲法だと言い張るのだろうか。
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