2018年9月19日水曜日

欲が有るから富はできるが

「起きて半畳、寝て一畳。天下取っても二合半」という格言?があります。

人間が立っているには半畳あれば十分であり、寝るときには一畳あれば事足りる。天下を取っても一日に食べることができる米の量は二合半が限界である。
だから、必要以上の欲をかかず慎ましくあるべきだという意味でつかわれる。

しかし、それ以上のものを求めるのを悪いとはいえまい。努力してより多くの結果を手にしたいと思うのは普通の感情であるし、それによって向上することはある。
ただ、沢山の物を手にした後に何をしようというのかということになると、人それぞれであるが、手にできない人がやっかみ半分に文句を言っても始まらない。
必要以上のものを求めるのを貪り(むさぼり)というが、それを役立てたら貪りというには当たらないということになる。
残念ながら使い切れないほど貯め込むだけでそれを活用しないとか、優位性を示すだけで終わってしまっている人が多いから、いろいろ言われることにはなる。
だからといって、当人たちにとっては痛くも痒くもあるまい。
しかしできることなら、世の為人の為に使ってくれると良いと願うばかりである。


0 件のコメント:

コメントを投稿