唐衣着つつなれにし妻しあれば はるばる来ぬる旅をしぞ思ふ
伊勢物語の9段『東下り』そして『古今和歌集』に収録されている在原業平歌は
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ
の頭文字を読むと「かきつばた」となり、折句の技法だとされる。
枕詞や掛詞も駆使されたくとして有名である。
同じく業平の句、名にしおはば いざ言問はむ都鳥 わが思ふ人はありやなしやと、は
なにしおはば
いざこととわむみやこどり
わがおもふひとは
ありやなしやと
と並べると、「無いわあ」となるのだが・・・
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