2018年10月16日火曜日

それでは戦う前から負けではないのか

最新の世論調査(日経とテレ東)で自民党の支持率が上昇し、ダントツとなっているという。
片や野党第一党の立憲民主の支持率は減少、なんとヒト桁というお寒い状況です。
自民党  44(42)
立憲    9(12)
国民    0()
公明党   4()
共産党   4()
維新    1()
自由    0()
社民    1()
そりゃあそうでしょう。国政調査権をもってしても違法性を立証できないモリカケ問題だけに終始し、印象操作しかできないと、最早国民に見破られている。
国民が怒り呆れているのは、モリカケのみに捉われて他の重要法案の審議拒否をし、いざ採決ということになると「審議が十分に尽くされていない。」と言って反対する態度である。
次の国会では、いよいよ憲法改正法案が上程される可能性が高まった。
どっちが良いのかは熟慮せねばならない。
これに対する立憲・国民・共産の野党党首は、審議を拒否すると公言している。法案に反対すること自体は、党の立場として理解はできるが、一体野党は何を考えているのか?
議員が法案の審議を拒否したら、議員である価値は皆無であろう。
「憲法を守れ」と言っているが、その憲法の手続きに従って提示される法案であるとしたら、憲法を守らないのはどっちなのか?言うまでもなく明白である。

憲法改正は重大事であるから、国民が納得できる議論を力の限り尽くして欲しい。その過程で支持率は変わる可能性は当然ありうる。目の覚めるような論戦を展開して欲しい。
しかる後には、何よりも国民の最終的権利である「国民投票」という段階がある。
その権利を最初から奪うようなことをするとしたら、憲法を守らないのはどっちなのだというのは言うまでもなかろう。
審議拒否などという愚行をするのは、国民の判断力を軽んじていることそのものであることに思いを致してほしい。

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