風流な人が多いらしく、13夜のことを書いた記事をいくつも目にしました。
月と言われると、高校時代に習った漢詩「峨眉山月歌」 李白 を思い起こします。
峨 眉 山 月
半 輪 秋
峨眉山月 半輪の秋
がびさんげつ はんりんのあき
影 入 平 羌 江 水 流
影は平羌江水に入りて流る
かげはへいきょうこうすいにいりてながる
夜 發 清 渓 向 三 峡
夜清溪を發して三峽に向ふ
よる せいけいをはっしてさんきょうにむかふ
思 君 不 見 下 渝 州
君を思へども見えず渝州に下る
きみをおもへどもみえず ゆしゅうにくだる
峨眉山月 半輪の秋
がびさんげつ はんりんのあき
影 入 平 羌 江 水 流
影は平羌江水に入りて流る
かげはへいきょうこうすいにいりてながる
夜 發 清 渓 向 三 峡
夜清溪を發して三峽に向ふ
よる せいけいをはっしてさんきょうにむかふ
思 君 不 見 下 渝 州
君を思へども見えず渝州に下る
きみをおもへどもみえず ゆしゅうにくだる
記憶というのはかなり曖昧で、峨眉山と聞くと「水月の色」というのがすぐに頭に浮かんでしまうのですが、李白の詩にそんな文言は出てこない。
他の誰かの詩と混同しているのだろうけれど、それが思い出せません。
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