2018年10月3日水曜日

何時まで経っても仲良くする道を選べない国なのか

何時まで経っても理解できない脳構造なのだろうか?
旭日旗をドイツのハーケンクロイツと同等の「戦犯旗」と勝手に決めつけ、世界中、殊に東南アジア諸国がその使用に反対していると韓国は国を挙げて騒ぐが、騒いでいるのは韓国のみではないのか?
韓国内でしか通用しないことを、血道を上げて騒いでみたところで、論理的思考ができない民族として、世界から軽んぜられるだけである。
国内だけで騒いでいるだけならお互い様で済むものを、世界中に出かけていってまで他国の悪口を言いまわる。
悪口を言う人が嫌われるのは、万国共通なのだということすら理解できていない。

そもそもハーケンクロイツというのは、ドイツの政党の一つであったナチスのシンボルマークやその旗のことである。
もちろん、言うまでもないがドイツ国旗は別にあります。
ドイツの戦争犯罪を語る時に定番とされているのは、ドイツという国家ではなくナチスという極右勢力がドイツ国民をそそのかして、侵略戦争やユダヤ人虐殺をし向けたという位置づけになっているのは、誰もが知るところである。
ということから、戦争を引き起こしたり、様々な戦争犯罪を起こしたナチスのシンボルは、ドイツ人自身にとっても憎むべき象徴であるとされた。
しかし、ドイツ国民を含む他の国がドイツ国旗を憎んだり、戦争犯罪の象徴として取り上げることは当然ながらない。

一方、旭日旗というのは、日の丸に準じて日本国を現すシンボルの一つで、戦争犯罪に直接結びつくシンボルではないことは明白である。
いうなればイギリスにホワイトエンサインというユニオンジャックという正式な国旗に準じる旗があるのと同じことである。

ハーケンクロイツと旭日旗を同一視するというのは、歴史が分かっていない・国旗の意味も分かっていないと言うことだと気づくこともできない人の言と指摘せざるを得ない。

旭日旗は日の丸が土台になったデザインで、「日の丸」そのものは平安時代末期から使われており、縁起物として江戸時代には普及していた。
日章旗の起源は、世界的にも珍しくはない「太陽信仰」であり、民衆も愛好したデザインであった。「思想的背景」があったわけではない。

「日の丸」は1859年、徳川幕府によって日本の国旗として採用され、明治政府も国旗として用いることを引き継いだ。
国旗というものはたいていの場合、国としての理念や歴史をデザイン化したものであることが多く、革命や独立など、苦難に満ち、犠牲者の血で彩られた歴史を反映している場合も珍しくない。
しかし日の丸の場合、素朴な太陽信仰を起源に持ち、多くの日本人が「そのデザインが好きだった」ということで、「争いごと」と無縁だった。

ナチスが党旗として採用したハーケンクロイツ、いわゆるカギ十字はどうでしょうか?
発端は、ドイツの考古学者ハインリッヒ・シュリーマンがトロイの遺跡で「カギ十字」のデザインを発見したことであったとされる。シュリーマンは「ハーケンクロイツ」をインド・ヨーロッパ語族に共通する宗教シンボルと考えたのである。
さらにハーケンクロイツは「インド・ヨーロッパ語族の全民族は、共通の祖先アーリア人から発生し、ドイツが最も純粋にアーリア人の血を受け継ぐ民族」という、「アーリア人=ドイツ民族優越説」のシンボルになっていきました。
つまり、ハーケンクロイツ旗は、ナチス党旗になった当初から「アーリア民族の優位性」、「アーリア人勝利のために戦う、侵略主義的発想」と結びついていた。ナチスという特定の思想のシンボルであったといえる。

近代になって旭日旗は日本帝国陸軍旗と海軍軍艦旗としても使われるようになりましたが、第二次世界大戦で日本軍が崩壊したことにより、その使用は中断されていた。
その後、1952年に海上自衛隊が再び隊旗に制定して使用し、今日に至っているのである。
およそ60年にわたって海上自衛隊旗として使用されてきましたが、その間どこからも非難されることはありませんでした。

つまり旭日旗とは、わかりやすく言えばドイツにおける「鉄十字」に該当する物であり、決してハーケンクロイツではないのである。
ハーケンクロイツはゲルマン民族第一主義を掲げたナチスを象徴するものですが、鉄十字はドイツ軍を象徴するものです。
証拠に、ハーケンクロイツは戦後に使用することがタブーになっていますが、鉄十字はドイツ軍で現在でも使用されています。


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