2018年12月17日月曜日

生き馬の目を抜く


むかしは、東京は生き馬の目を抜くような恐ろしいところだから、田舎者は気をつけろ、と言われて上京した人が多いのではなかろうか。
まさか、生きている馬のめを抉るなどという乱暴者が居るというわけではないだろうが、なんとなく恐ろしくはあった。

早く動くことができる、生きている馬の目を抜くほど、素早く事をするさま。または人を出し抜いて素早く利益 をあげることができる能力の喩でであって、犯罪が多いという意味ではないということは後に知った。
 そんな喩も、今は殆ど聞かなくなったが、用心しなくてはならないことは多い。

 何十年か前、家内と結婚した時に、生き馬の話をしたら、
「何を言ってるのよ。東京は、そこに元から住んでいる人より、地方から出てきている人の方が多いのよ。そちらの方がよっぽど怖いわよ」と言われたのを思い出す。
 
最近は、外国から来て住んでいる人も多いし、近所に住んでいても素性がわからない人の方が圧倒的に多い。何をやってもバレなければよいとする人が、次々でてくるから、今の方が余ほど恐い。
 ニュースで報道される犯罪も、実名報道すらされないことがあるが、犯罪率で言ったら、差別するわけではないが外国人の方が多いのだという。
何をやっているのかさっぱり分からない人たちの中に住んでいるというリスクは、付いて回っているが、可能な限り優しくありたいと思うけれど相手にもよる。

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