2018年12月8日土曜日

米韓同盟がなくなる?

韓国に駐在するハリス(Harry Harris Jr.)米国大使が「米韓同盟がいつまでもあると思うな」と韓国に警告したのだという。

文在寅(ムン・ジェイン)政権が制裁緩和を唱えるばかりで、北朝鮮の非核化に不熱心であり、はっきり言えば非核化を妨害しているかのような言動を繰り返しているように見える。
このため米メディアが「文在寅は金正恩の首席報道官」と揶揄するなど「韓国は北朝鮮の別働隊」との見方が広がったの。(「『北朝鮮の使い走り』と米国で見切られた文在寅」関連記事、参照)。

 1010日、トランプ(Donald Trump)大統領はホワイトハウスで「韓国は米国の承認なしに何もできない」と3度も繰り返し語りました。
韓国が対北援助の再開に動くことに関し、記者から聞かれての答えです。(「『言うことを聞け』と文在寅を叱ったトランプ」関連記事、参照)。

文在寅政権はそれにもめげず、10月中旬の欧州歴訪では、仏、英、独の首脳と会談し対北制裁をやめさせようと画策したが、どこの国からも相手にされなくて、面子まるつぶれになった。
その北朝鮮からでさえ、余りの頼りなさに愛想をつかされ、梯子を外されそうな有様なのに、それにさえ気づいていない。

文在寅大統領の思惑の中には、北朝鮮が核を保有したままで、南北朝鮮が統一されることを狙っているのではないかとの下心があるように思えてならない。
それができれば、憎っくき日本を組み敷けるとでも浅はかにも考えているのかも知れない。
できるものならやってみるがよい。
そんなことをしたら、日本が核武装することに反対することが諸外国はできなくなる。
日本が護衛艦いずもを空母化することにだって、賛成を表明する国が世界で増えているという現実をよく理解した方が良い。

米・中・ロとも、日本が今は核装備をしないだけのことで、日本がその気になれば核ミサイルを1000発、即座に保有できる潜在能力を秘めているとの共通認識を持っているから、そんなことになる道は、韓国が如何に臨んだとしても世界は決して認めない。

国内政治も行き詰り、経済も行き詰り、条約も反故にし、外交的判断もできなくなって、やることなすことしっちゃかめっちゃかになってしまっているようにしか思えない。


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