2018年12月18日火曜日

矢張り約束を守る気がなかったということか


朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は、父・金正日キムジョンイル)総書記の死去から17日で7年となるのに合わせ、遺体が安置されている錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を訪れた。党幹部を引き連れた正恩氏は、「一歩の譲歩もなく総書記の構想と念願を最後まで実現するために力強く戦っていこう」と呼びかけた。
 北朝鮮は最近、経済制裁の解除に応じない米国への反発を強め、米朝の非核化協議は暗礁に乗り上げている。正恩氏は党幹部を前に、非核化協議で米国に譲歩しない考えを示したものとみられる。

 さらっと軽く報道しただけで終わりにしているが、重大ニュースではないのか?
 
米朝首脳会談で合意した筈だが、北朝鮮は非核化を守るつもりがないと公言したのである。
ああ、やっぱりそうだったか、ということになる。
そうなれば、首脳会談が行われた時点に立ち戻って、米国は斬首作戦か軍事オプションを採るかということに繋がる。
 時間稼ぎで、北朝鮮のスポークスマンとして使おうとした韓国の文大統領は、北への制裁解除を世界中回って力説したが、どこからも相手にされなかったから、大して役に立たないとして、北からは見限られた。
 韓国経済は、ヒュンダイもサムソンも勢いが衰え、中小企業も経営に喘いでいるというし、家計債務も異常状態に陥っているという。失業率も異常である。
 反米・反日により国民の目を逸らそうとしたが、それで経済が良くなる筈がない。頼みの中国からも色よい関係を築けそうにない。竹島防衛訓練なぞ愚の骨頂であるのに気づきもできないのでは、この先引っ込みがつかなくなるであろうに・・・
 外交も経済も失敗して、八方手詰まり状態に陥ったから、何が何やらわからなくなって、政治的にも収拾がつかない。
 慰安婦問題は、自分たちが騒ぎすぎたせいで、世界がその捏造体質に気づいてしまった。
 徴用工問題で、個人の請求権は消滅していないと言い張るが、1965年の基本条約で明らかなように、韓国政府がその賠償の責めを負ったということであり、日本企業に矛先を向けるのはどうやっても無理。あの反日で凝り固まった廬武鉉大統領さえ諦めた案件だったのではないのか?
 無政府状態で国内の騒動を治めることもできずにいた結果、世界は韓国を信用しなくなった。
この先、韓国と条約を締結したり、経済協力や企業同士の協力をはかろうとする国は現れまい。
信用できないからである。

恐いのは、南も北も含めて、朝鮮半島がどうでもよいということに判断されたら、軍事オプションは有りうると思えることである。

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