2018年12月25日火曜日

やることなすこと変ではないのか


米朝首脳会談がなされた頃は、得意満面で薄ら笑いとしか思えない笑顔を振りまいていたが、その後の動きを見定められて、文大統領は北朝鮮の代弁者だとの評価が下され、米国からの信用は全くなくなってしまっているようである。米国からもそうだが、大して役に立たないと北朝鮮からも相手にされなくなったようでさえある。
得意げでふるまっていたが、米朝首脳会談は、文大統領が間に立たなくても実現できたのだと理解できなかったのだとしか思えない。
韓国は、ソ連・中国・北朝鮮の共産主義国と対峙する地政学上の要衝にあったから価値があったのである。
軍事的には米国から、経済的には日本からの支援を受けて成り立っていたに過ぎないということをどうしても理解できず、勘違いを重ねた。
それなのに中国の顔色を見ることの方が多くなり、北朝鮮ベッタリの政策を重視するようになったのでは、自由主義国は手を引く方向に向かうに決まっている。

財閥叩きと日本攻撃で国民からの人気を得ようとしたが、経済は行き詰り、雇用や家庭債務は惨憺たる有様を短時日のうちに招くに至り、対外的には約束破りを平気でするから国際的な信用も失墜し、その結果外交も内政も打つ手なし状態に陥っているのに北朝鮮に縋り南北朝鮮の統一しか考えていないように見える。
日本を敵に回すなどは、最悪なことであったことは確かであろう。

ニュースでは余り知らされないので詳しいことは判らないが、韓国軍元司令官が自殺
したのだという。軍だって離反するかもしれない。
韓国といえば、防共のための守りが強く、そこが信頼されていたのだが、今その組織は現政権になってから壊滅的状況なのだという。
韓国大統領直属の情報機関である国家情報院は、米国の中央情報局(CIA)に似た組織で、情報収集・謀略・秘密工作をすることからKCIAといわれてきた。

1961年に故朴正熙(パク・チョンヒ)大統領が創設した韓国中央情報部が母体。738月の金大中(キム・デジュン)氏拉致事件に関与。79年に全斗煥(チョン・ドゥファン)政権が名称を国家安全企画部(安企部)と変更。金大中政権下(1998-2003)で、現在の名称に変え、経済情報や外国動向を重視するなど、性格を若干変えてきた。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領時代に情報機関・国家情報院(国情院)が大統領府に秘密資金を上納した事件で、ソウル高裁は11日、歴代の院長3人に横領などの罪で実刑判決を言い渡した。などなど、北にとっては好都合であろう。

最近はキナ臭いことばかり続いているようだが、それはこの組織に限ったことではあるまい。
サード配備に頑なにまでの拒絶反応を示したことでも明らかなように、自国の防衛に関しての判断ができなくなった。見当違いにも日本を仮想敵国扱いしている。
韓国主導で南北統一なぞできる筈もないから、愚かにも共産主義国家を目指しているということなのだろうか。
彼の国が不思議なのは、いつも最悪の手を選択し、悪い方へ悪い方へとのめり込んで行くこと。
世界から見放されることが望みだとでもいうのだろうか。
多分、中国だって相手にしていない。貿易の30パーセントも占めている相手国なのに、このところの韓国に対するスゲナイ対応を見ていると、そうとしか思えない。

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