2019年1月15日火曜日

味方を次々敵に回していないか?


朝鮮戦争は、1948年に成立したばかりの朝鮮民族の分断国家である大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の間で生じた朝鮮半島の主権を巡る国際紛争である。
1950年6月25日に金日成率いる北朝鮮が中華人民共和国の毛沢東とソ連のヨシフ・スターリンの同意と支援を受けて、事実上の国境線と化していた38度線を越えて韓国に侵略を仕掛けたことによって勃発した。 李承晩が愚かにも日本を攻めようと企んでいた隙を突かれたのである。
3年間に及ぶ戦争は朝鮮半島全土を戦場と化して、折角日本が開発した国土を荒廃させた。
1953年7月27日に国連軍と中朝連合軍は朝鮮戦争休戦協定に署名し休戦に至ったが、終戦ではなく休戦状態であるため、戦闘中ではないだけで、名目上は現在も戦時中ということになる。
朝鮮戦争(1950625日~1953727日)の休戦協定は、1953727日に板門店で
 国連軍のクラーク・総司令官
 中国人民志願軍の彭徳懐・総司令官
 朝鮮人民軍の金日成・最高司令官
3者の署名により締結されたものである。
即ち、韓国は署名国にすらなっていない。
それはそうであろう。韓国軍は自国の防衛戦であるにもかかわらず逃げ回るだけで、国連軍が戦ってくれなかったら韓国は占領され名前すら残らなかった。それなのに、李承晩は戦争の継続を主張した。
重ねて言うが、戦闘行為がないだけであって、韓国は今も戦時中のくになのである。しかも金正恩は終戦協定の無効さえ唱えているのだから、米国を中心とする国連軍は宣戦布告なしにいつでも戦争状態に入れるということになる。
北のパシリとしてしか認識されていない文大統領は、韓国をどこに導こうというのだろう。

現状認識ができない文大統領は、韓国駆逐艦の日本自衛隊の哨戒機に対する火器管制レーダー照射を胡麻化そうと足掻いているうちに、国連安保決議違反である北へのセドリを色濃く疑われ、フランス海軍・イギリス海軍の艦船が派遣される事態まで招いてしまった。
要するに韓国も監視対象にされてしまったということになる。
場合によれば、韓国も国際社会からの制裁対象になりかねないが、そうなったら間違いなく韓国は潰える。
文大統領はともかくとして、韓国民はそれを理解しているのだろうか?感情を煽り立てられて騒ぎまくっていられる状況ではあるまいに。

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