2019年1月6日日曜日

嘘をつきとおすことは難しい


世界中どこの国だって、最初から繁栄していたわけではない。
そこに住み着いた人々が力を合わせて国を建て、知恵を結集して文化を培った。
当然のことながら、長い年月をかけて努力を積み重ね築き上げたのである。他国との行き来もあったし、他国から教わったことだって沢山あって不思議はない。
それでも、そこに独自性を加え、能力を高めあうことで国を発展させた。
それでも、日本人として生まれて良かったと心底から思っている人は多い。

戦後の焼け野原の中から、誠実に働くことで見事に国を復興したことは、世界が称賛するところである。そうできたことに、日本人は誰も不思議だと思っていない。
誰でもそうしたに違いないし、自分だってその場に立てば自分のことは二の次にしてでもみんなのために努力しようと思っている。
恨み辛みや不平不満を言い立てて、他人のせいにしているより、まず少しでも良い方向に進もうとする。
少なくとも、ヘル〇〇などと、自国を卑下することはない。誇りをもって今も生きている。

無理矢理嘘をついてまで言い逃れしようとしている、韓国駆逐艦が自衛隊哨戒機に火器管制レーダーを照射したという事件もそうである。
必死になって、哨戒機が低空飛行をしたという動画を作って見当違いの方向に論点をずらしたいみたいだが、その映像とやらも捏造合成であることがバレバレでは、何とも情けない。
第一、韓国駆逐艦に迫ったとしている哨戒機の映像は、どこから撮影したというのか?そんな写真を撮れる場所があったとしたら、まず撮影場所を明確にしなければならないのに、そんなことまでは気がまわってすらいない。
嘘を教え込まれ、他を恨むことをエネルギー源として生きていても、それは行き詰る。嘘から真は生じないからである。

そもそも韓国は、製造業ということについては昔から得意ではない。物を作る人を身分が卑しい者として軽んじてきたのが歴史だからである。
他から学んだ技術も、確実なものとして社会に定着させることができない。
だから、パラオ大橋の崩壊や、ラオスダムの決壊やUAEの原発での亀裂や、自動車のエンジン火災の多発やソウルのビル25万棟に倒壊の恐れがあるということも、根底の考え方に原因があるのかも知れない。
この先だって、日本の支援なくして解決できるとは思えないのに、日本を敵視することのみに夢中になる。
或る日真実に気づいたときの喪失感・絶望感は、立ち上がる気力を削ぎ落してあまりあろう。
そのことに思いが至らないで捏造・洗脳教育をした年数が長すぎて、今更取り戻せないのが、哀れと言えば哀れである。

歴史を無視することができないとするのはともかくとして、真実のご先祖様がどうだったかということが、今とこれから先を決めるわけではあるまい。
今この時を人間としてどう考え、将来をどうしていくかに志を立てないで、妄想に囚われて、そこから一歩も抜け出せないのでは、先行きは暗い。

歴史教育をやりなおすことはできるだろうか?
難しくとも、そこに立ち戻って真実を知ることから始めるしかあるまい。

「韓国人が認めたくない韓国人のルーツ」という動画があったが、そんなのどうでもいいではないか。この先をどうするかである。


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