2019年1月28日月曜日

反日している場合ではあるまいに

韓国は、建国時に国の方向づけを誤ったのだと言えるかも知れない。
とにかく、今もそうだが、昔も情勢判断がまったくできなかったのだと言えよう。

第2次世界大戦の終戦日である1945年8月15日が韓国の建国日となっていないことからも明らかであるが、韓国は何とか戦勝国側は加えて貰おうといろいろ画策したけれど、ニベもなく拒絶された。
それはそうだろう。韓国はいかなる小戦闘といえど、日本を相手に独立戦争をしたという事実がない。即ち、韓国は敗戦国として扱われた。
それが証拠に、終戦により日本が引き揚げた後、韓国側は建物に太極旗を掲げたが、それらの全ては米軍により引き下ろされ、代わりに日本国旗が掲げられたのである。
然る後に占領国としての星条旗が掲げなおされた。韓国などというのを認めていなかった。
それから3年も経ってから、棚ボタ式に韓国が独立できたことを知らないのは、韓国人のみであろう。
李氏朝鮮王族の端くれだと言われる李承晩が指導者になったことも不幸なことであった。自分の面子だけが大事で、国民を無視して逃げ回るしか能がなかった者に権力を持たせたからである。
そこにもってきて、国民の殆どが有する特徴である、最悪の事態になるまで自己を主張してしまう感情的な民度が変えられないまま残った。

同じ敗戦国同士ということで、日本と強調して戦後の復興に汗を流していたら、日本と同様に素晴らしい発展を遂げることができたであろうに、反日でしか国をまとめられなかった。
儒教の悪しき弊害である痛みを伴い汗を流す苦労が頭から嫌いだから、持てるところにタカルという旧来からの民度を助長してしまった。そういう教育の弊害から脱却することは困難であろう。信用を積み重ねることが民族性上できないのである。
真実を認めることができないどころか、それを知ろうともしないところからは、何事も生まれない。

米朝会談が持たれるということであるが、米国が要求していることは朝鮮半島の核の完全廃棄である。韓国が望むようなものとは違う。
普通に考えて、国際社会が望むことを達成する方法は二つしかない。
一つは、北朝鮮が約束を守って検証可能な核廃棄をすること。
二つ目は、北朝鮮が何だかんだ言って核を隠し持とうとするようであれば、物理的にこれを排除すること。

後者の方法がとられるとすれば、米国が事前に中国・ロシアの合意を取り付けてからということになるが、半島の分割ということが条件となるだろうから、合意の可能性は高い。
その場合、韓国は完全に蚊帳の外に置かれる。国際条約を守らない、蝙蝠のようにあっちこっちにくっつくことが常体の国が、信用されるわけがないからである。そもそも朝鮮戦争休戦協定の当事国ですらない。戦争継続を主張した韓国は、終戦協定に署名すらできなかった。

そんなことも、日本相手だけで頭に血が上ってしまった文大統領には理解できていないであろう。
外交の天才とは聞いて呆れる。
できもしないのに、他人の褌である核を頼りに日本と対抗しようとする愚かさ。北朝鮮からですら、もはや格下とみなされ相手にされていないことに気づいてもいない。
日本だけが優しかったのだと気づいても、取り返しがつかないことをしすぎてしまった。


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