2014年7月11日金曜日

健康の為には低体温はよくない


最近は、低体温のひとが増えているといいますが、そういう人は大抵の場合元気がなく、病気がちなことが多いようです。

低体温がなぜよくないとされるのでしょうか。

 

健康の維持に働いている免疫力は、体温が1度下がるだけで30%低下するといわれますが、

体温が上がると血液の流れはよくなり、それと共に免疫力が高まります。
血液は、体を構成する約60兆個もの細胞に栄養と酸素を送り届け、そこから老廃物を持ち帰る働きをしています。

 

血液の中には、ご存じの通り免疫機能を持った白血球があって、その白血球が体の中を巡りながら体の中の異物をチェック、パトロールしています。

体温が下がるとその血流が悪くなり、そうなると免疫力も低下して、異物を発見してそれと戦う白血球の働きも落ちてしまうので、ウイルスや細菌との戦いに負けてしまう結果、病気になってしまうということになります。

 

白血球は、外界からのウイルスや細菌だけでなく、体の中にガン細胞ができると、免疫細胞がこれを攻撃をして死滅させてくれています。
一般的に健康な人でも、がん細胞は1日に5000個もできているといいますから、その中の1つでも免疫システムをかいくぐって生き残ると、それが段々増えていってガンになってしまうのだとか。

 

低体温を克服して血流をよくしておくことは、免疫力が向上することにつながるばかりでなく、基礎体温が上がるということは、基礎代謝カロリーも上がるということですから、体重の増加対策にもなるということです。

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿