2015年2月26日木曜日

書いてあればそれは起こらないか?


日本のプロ市民団体か何かが、憲法9条をノーベル平和賞に、という署名活動を始めたというニュースが前に有ったけれど、最近「アルかニダ」国が、嫌がらせの為か自国の国益の為かわかりませんが、同様の活動を始めたらしい。

 

最近、つくづく考えてしまうのです。平和であることは難しい。

口先だけで「平和平和」と唱えているだけでは、如何とも為しがたいのではないのかと。

 

日本には、憲法9条があるから、戦後70年近く戦争をしないですんだという。果たしてそうなのか?

そうであって欲しいが、では、日本国刑法に殺人罪や窃盗についての規定があるが、書いてあればそれらは起こらないか?

そんなことは現実にはありません。だから起こったときにどうするか、ということが諸法規にあらかじめ規定されています。

 

戦争が好きな人はいないでしょうし、それが起こりにくくすることは大事ですが、戦争というのは1国だけではできません。少なくとも戦う相手国があります。我が国だけがしないと言っていても、攻められたらどうするのか?

こういうと「じゃあどこの国が攻めてくるんだ?」という人がいます。そんなこと返事が出来ないに決まっていることを見越してそういうから、あざとい。

万一に備えるというのが安全保障です。

 

戦争というものを、この70年近くせずにすんでいたのは、幸いにして戦争をしかけられなかったということ(それに近いことはありましたが)の結果のようにも思えます。

そのときどきに憲法解釈で凌いできたけれど、何十年も変えないで対処するのはどだい無理なのだが、どうしたら良いのかが難しい。

 

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿